『ティラノザウルス・レックス登場!!』(GM:森田) 本編 / 雑談

登場PC

PC1:白河ヒバリ キャラクターシート
PC2:裏柿ネリカ キャラクターシート
PC3:鬼柳アサギ キャラクターシート
PC4:山茶花セイコ キャラクターシート
 
本作は、「F.E.A.R.」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。
(C) FarEast Amusement Research Co.Ltd.

INDEX

OP:1/『ボーン・トゥ・ヴギ』
OP:2/『ベイビー・ストレンジ』
OP:3/『チルドレン・オブ・レボリューション』
 
MD:1/『ゲット・イッツ・オン』
MD:2/『メタルグルー』
MD:3/『イージー・アクション』
MD:4/『モチベーター』
MD:5/『チャリオット・チューグル』
 
CMX:/『バング・ア・ゴング』
 
ED:1/『グルーバー』
ED:2/『アイ・ラブ・トゥ・ヴギ』

プリプレイ

GM:それではそれでは
GM:お時間でござる
GM:早速初めて参りましょう!第一回ノヴァリスイベントシナリオ!
GM:準備はいいか野郎どもー!
山茶花セイコ:ウオーッ
裏柿ネリカ:うおー!よろしくお願いします!!
鬼柳アサギ:やってやるぜ
白河ヒバリ:がうがう
GM:ではまずは自己紹介から
GM:30分くらいまでにサクッと終わらせましょう
GM:まずはPC1、白河ヒバリさんどうぞ
白河ヒバリ:うッス!ヒバリっす!
GM:立ち絵の圧がすごい
GM:親に向かってなんだそのティラノサウルスレーシングは
白河ヒバリ:メサイア所属の2年生!ティラノサウルスレース部所属っす!
GM:メサイアの治安悪さ、思ってたのと違う
白河ヒバリ:いやいや、自分メサイアには珍しく優等生っすよ!
白河ヒバリ:何せちゃんと真面目にスポーツに打ち込んでるっすからね!
GM:物は言いよう!!
白河ヒバリ:とまあ、伝統は浅いものの今最もアツい陸上競技のひとつであるところのティラノサウルスレースに青春を賭ける美少女。それが白河ヒバリなのです。
GM:とんでもねえギャンブラーだな
GM:そんなデカいもの賭けるなよティラノサウルスレーシングに
白河ヒバリ:毎日真面目に部活動やっていたんですけど、ある時とあるゾク集団から最速の名を賭けた挑戦状を叩きつけられてしまって……
白河ヒバリ:まあ、避けるわけにはいかないよね。
GM:誇り高い…
GM:かつて地上の支配者だっただけのことはあるな…
白河ヒバリ:その勝負の末に高速道路を破壊してしまって……今は停学の身なんです、かわいそう。
GM:かわいそうかなぁ~?
白河ヒバリ:でもまあヒバリもそこは一般的なメサイア生の例に漏れず、停学命令なんて羽毛のように軽く扱ってるんですけどね
白河ヒバリ:というわけで今日も今日とて青春に汗水流して頑張っています。よろしくっす!
GM:やっぱり治安が悪い!
GM:ういよろしく!
白河ヒバリ:性能的には行動値を盛って一撃に賭けるアホの型です。最速を……目指す。
GM:爆速爆火力!
白河ヒバリ:ミドルがカス、一発撃ったらカスというのがチャームポイントです、よろしくね。
GM:今回は君が主役だ!PC1として駆け抜けてくれ!
白河ヒバリ:うおーーー!優勝するっす!!!
GM:ちゃんとしたハンドアウトは用意していませんが、軽くシナリオ内容にも触れておきましょう
GM:停学以来やることもなく夜な夜な市街地を走り回って
GM:都市伝説のようになっていた白河くんでしたが
GM:ある時謎のライバルが現れます!
白河ヒバリ:なんと!?
白河ヒバリ:一体……ギガノトサウルスかな……
GM:君と同じように夜の街を疾走する何者か……彼女もまた最速を目指すものだと
GM:君は直感するでしょう。
GM:謎のランナーと競い合い、高めあいましょう!
白河ヒバリ:うおー、ライバル!燃えてきたっす~~!!
GM:では続いてPC2!
GM:宅配部の裏柿ネリカさんです!よろしくどうぞ!
裏柿ネリカ:「提出期限10分前の課題からブラックマーケットへ横流しする弾薬まで、こっそり素早く運びたい荷物は宅配部へお任せ~」
裏柿ネリカ:レイン第四高等学校、宅配部部長。
裏柿ネリカ:スポーツに重きを置くレインでもとびぬけた瞬足が売り。成績はそれなりに優秀だがモチベーションは部活動に向いています。
裏柿ネリカ:その宅配部ですが、通常の配送ルートでは問題のある物品を運ぶのが主な活動。"時間"だとか"警備"だとか……あとは風紀委員に見つかるとまずいモノとか。
GM:サム、北米大陸を繋いでくれ
GM:性癖ハードマンだ、最高生徒会長爆乳本の配送を頼む
裏柿ネリカ:荷物の中身には干渉しない主義だけど……中々だね、君も
裏柿ネリカ:精神的なトラウマを抱えた部員たちに何とか学園生活を楽しんでもらうために、稼いだ利益でイベントを画策したりしてますが……
裏柿ネリカ:本人もあんまり良く分かってないのでいまいちズレた感じになってしまっています。
GM:なるほどなあ
GM:リハビリ施設でもあるわけですね
GM:抗争とか革命とかでそういう生徒いっぱいいそうだし
裏柿ネリカ:お金さえあればなんとかなる!って問題でもないので毎日うんうん唸っています。
GM:いい人だ…
裏柿ネリカ:性能的には……加速をそのまま火力に変えるスピードスターを採用!あとはワンショットツーキルで複数攻撃も可能です。
裏柿ネリカ:こんな感じ!よろしくお願いします!
GM:オーライ!よろしくお願いします!
GM:ではネリカさんのシナリオ内容にも軽く触れておきましょう
裏柿ネリカ:ドキドキ……
GM:今回の舞台は何を隠そう、レインさんの通うレイン第四学区。
裏柿ネリカ:何だって……!?
GM:そこでは夜な夜な街を走り回る怪生物の噂が流れていました。
GM:本業が忙しく積極的にかかわるつもりもなかったネリカさんですが
GM:そこに一件の依頼が舞い込みます。「怪生物に手紙を届けてほしい」というのがその内容でした。
裏柿ネリカ:届け先がオカルトちっくだよ~~七不思議を追いかけるのもまた青春かな……
GM:そういう感じで青春していきましょう!
裏柿ネリカ:は~い、いい土産話になるといいな。
GM:では続いてPC3、鬼柳さんです!
GM:自己を紹介!
鬼柳アサギ:了解
GM:うわっ顔がいい
GM:これは女にモテますよ
鬼柳アサギ:コードネーム"ウィルダネスト"こと鬼柳きやなぎアサギ。今年で16歳になる。
鬼柳アサギ:ジェネシスインダストリアルアカデミーの狩猟部所属。趣味も狩猟と狩った獲物の自炊だ。
GM:根っからの…ハンター!
GM:肉焼くの上手そう
鬼柳アサギ:趣味に熱中するあまり少し学区に居る時間は短いが、それ以外に特筆するようなこともないな。しがない一般生だ。
GM:孤高の一匹狼だ
GM:女にモテそう
鬼柳アサギ:……と、当人は思っていますが。その生来の目つきの悪さと仏頂面と未開区域籠りのせいで生来の人間嫌いと誤解されています。
鬼柳アサギ:獲物を現場で捌いた後そのまま血濡れで学区に帰ってきたりもするので、すれ違いざま低学年の子に泣かれたりもする。
GM:あの人のよさを分かっているのは私だけなんだから…
鬼柳アサギ:当人はいたって普通のつもりだし、実際話してみると人当たりも良いです。ジョークのセンスは無いけど。
鬼柳アサギ:個人主義者の多い部内でも変わり者のハンターマニア、でも自覚がない。そんなバランスでやっていきたいです。
GM:コミュ障二人目だ!
GM:残った1人はティラノサウルスだし大丈夫かこのパーティ。
鬼柳アサギ:能力は卓越した五感とそれらを繋げる共感覚。そして屈折率操作による光学迷彩。
鬼柳アサギ:後は生まれつき持ってる射撃技術です。隠密と射撃は猟師の嗜み。
GM:能力もハンター向け
GM:プレデターというわけね
鬼柳アサギ:共感覚を表現するために沢山イージー取ったりもしました。がんばってアンブッシュします。
鬼柳アサギ:そんなとこかな よろしくお願いします
GM:ア―イエ―!
GM:お二人の導入は共通なので
GM:このままPC4の山茶花ちゃんもどうぞなのだ!
山茶花セイコ:はいはーい
山茶花セイコ:ロイヤルサバイバル部所属、山茶花セイコと申しますー、どんなものでもお料理しますよー
GM:すげえ名前の部活だ
GM:韻を踏んでて響きがいい
山茶花セイコ:ロイヤルサバイバル部はいかなる緊急事態でも決してお嬢様であることを崩さず、どんな状況でも乗り越える部活なんですよー
GM:精神的貴族!
GM:ジョナサンジョースターみたいなモットーだ
山茶花セイコ:みんないろんなサバイバル技術が得意ですがわたくしはお料理が得意なんですー
山茶花セイコ:ドブ川を蒸留して最高級の紅茶をいれてその場で飲んだ時はなんだか話題になりましたねー
GM:貴重な蛋白源です
GM:消化器官へのダメージよりもまずは生存を優先します
山茶花セイコ:性能はシンプルなコントロールソート型の射撃キャラですー、ショットガンでがんばりますー
山茶花セイコ:美味しい料理を作るのでみなさん楽しみにしていてくださいねー
GM:ア―イエ―!よろしくお願いします!
GM:今回お二人に用意した導入は~
アーニャ・チャンドラグプタ:「じゃーん!」
アーニャ・チャンドラグプタ:「あたしだぞー」
アーニャ・チャンドラグプタ:ジェネシスで映像研究に携わる学生の一人
アーニャ・チャンドラグプタ:やらせ疑惑もある過激なドキュメンタリー番組で知られるチャンドラグプタさんが
アーニャ・チャンドラグプタ:君たちを取材班としてスカウトに来ます。
アーニャ・チャンドラグプタ:その内容は、とある学区に出没した新型のUMAを捕獲するというもの。
アーニャ・チャンドラグプタ:目指せ高視聴率!一攫千金!
GM:という感じで、撮影チームを結成してもらうのだ。
山茶花セイコ:まあー、UMA
山茶花セイコ:おいしいでしょうかー
鬼柳アサギ:ふむ まだ見ぬ食材とは興味深い
GM:思った以上にノリ気!
GM:楽しい探検になりそうだぜ
鬼柳アサギ:美味しく味わえるかは私達の腕の見せ所だろう
山茶花セイコ:絶対においしくしますからねー
 

OP:1/『ボーン・トゥ・ヴギ』

GM:というわけで、早速参りましょう
GM:まずはPC1のOPからだ!
GM:ヒバリくんは浸蝕をどうぞ!
白河ヒバリ:ウォウウォウ
白河ヒバリ:36+1d10
DoubleCross : (36+1D10) → 36+8[8] → 44

GM:---
GM:レイン学区・市街地
GM:---
GM:……ここはメサイア学区からほど近い、とある小さな学区の市街地。
GM:深夜、交通量の少ない道路を
GM:一台の高級車がテールランプの光で尾を引きながら、疾走している。
尻軽そうな女生徒:「キャーッ!すっごーい!」
"ライトファング":「おっと、まだまだこんなもんじゃないぜぇ?」
"ライトファング":運転席の軟派そうな雰囲気の女生徒が
"ライトファング":思いっきりアクセルを踏み込んでかっ飛ばす。
"ライトファング":「さあ……振り切るぜ!」
尻軽そうな女生徒:「キャーッ!ヤバーい!」
尻軽そうな女生徒:「スピード出しすぎじゃない?キャハハ!」
"ライトファング":「ハッハ!心配はいらねえさ」
"ライトファング":「この辺りは学区が違うから"トランぺッター"とかの取り締まりも薄い」
"ライトファング":「いわゆる穴場って奴なんだぜ……子猫チャン?」
尻軽そうな女生徒:「だったら安心ね!飛ばせ飛ばせ!キャハーッ!」
尻軽そうな女生徒:「……あれ?」
"ライトファング":「どうした?」
尻軽そうな女生徒:「サイドミラーに、変なものが……」
"ライトファング":「あん?」
"ライトファング":怪訝な表情で振り返る。
"ライトファング":その表情が固まる。視線の先には……。
GM:というわけで
GM:ヒバリちゃんどうぞ!
白河ヒバリ:それは、路上の異物であった。
白河ヒバリ:あり得ざるもの、すなわち車輪ではなく二本の足!
"ライトファング":「はあ!?」
"ライトファング":「ちょ、ちょ……ええ!?」
尻軽そうな女生徒:「なに!?なにあれ!?なに!?」
白河ヒバリ:更にはそのシルエット、それもまた異形。
白河ヒバリ:見た目はポリエステルの空気注入式コスプレスーツであるが、侮ることなかれ!
白河ヒバリ:それにはジェネシスインダストリアルアカデミーおよびにブラックマーケットの最新技術がふんだんに使われているとかいないとか。
白河ヒバリ:見よその威容!地上の王の御姿を!
白河ヒバリ:「すなわち!」
白河ヒバリ:「最速、最高!最強!」
白河ヒバリ:「ティラノサウルス・レックスっすー!!」猛然と距離を詰める。
"ライトファング":「ティ、ティーレックス!?」
"ライトファング":「ティーレックスナンデ!?うおおおおおお!」
"ライトファング":ペダルを踏みしめるが、
"ライトファング":最高速に達してなお、振り切れない!
白河ヒバリ:「(燃費度外視のカスタム車、相手にとって不足なし……っすね!)」
白河ヒバリ:追い越しなんていう軟弱なことはトップ・プレデターの行為ではない。
白河ヒバリ:故に、そのままぶちかます!
白河ヒバリ:「くらえ!!王者の義務!!!」
白河ヒバリ:いつだって、近場のちっちゃい地下劇場は教えてくれた。
白河ヒバリ:ティラノサウルス・レックス。
白河ヒバリ:ジェイソンさん。
白河ヒバリ:他にも、色々。
白河ヒバリ:強者というものはイチャつくカップルに一撃くれてやる義務があるのだ。
白河ヒバリ:「本日の、業務!!」
白河ヒバリ:ド、カァーーーーン!!!
"ライトファング":「うぎゃーっ!!」
"ライトファング":高級車は横転!
尻軽そうな女生徒:「ぎゃーっ!」
尻軽そうな女生徒:大炎上!!
"ライトファング":「な……なんて……」
"ライトファング":「エクストリームな……奴……ガクッ」
"ライトファング":道の先を上下反対に走り抜けていく背中を見つめながら、そのまま気を失った。
GM:そして君の前には、先頭の景色が現れる。
GM:誰にも妨げられることのない、闇を照らす光条が
GM:背後へ向けて流れていく……。
白河ヒバリ:「夜のハイウェイ、この時間の贅沢っすね~~」鼻歌交じりに。
GM:しかしその時
GM:ざざざざ……
GM:ざざざざざざ
GM:背後から新たな気配が迫ってくる。
GM:トップスピードに向かいつつある君へと、徐々に距離を詰めつつある
GM:尋常の速度ではない。
白河ヒバリ:「(むっ)」
白河ヒバリ:「まだトップギアではないとはいえ、この自分に迫るなんて……結構な改造を施してるみたいっすね……」
白河ヒバリ:ふと、違和感に気付く。
白河ヒバリ:「エンジン音では……ないっす?」
白河ヒバリ:そう、これは――
???:ざざざざざッ
???:がざざざざざざざざッ!!
???:傍らに並んだ影に、君は目を見開くだろう。
???:追いすがるものも、また異形。
???:無数の機械部品とケーブルでシルエットを判然とさせないジャンクの塊めいた怪物が
???:次々に生え変わる多足で地面を蹴り
???:君を追い抜かそうとしている!
白河ヒバリ:「な、なんとぉ~~~?!」
白河ヒバリ:「何これ!?何ザウルス?!カンブリアーーー!??」
???:「ギシャアアアアアアッ!」
???:さらなる加速をかける!怪物が君の前に出る!
白河ヒバリ:注視することに気を取られ、思わず足が鈍っていた!
白河ヒバリ:いかに面妖な相手とは言えここは路上。真剣勝負の場である!
白河ヒバリ:「しまっ――」
GM:君は直感するだろう
GM:この一瞬の出足の遅れ、取り戻すことは難しい。
白河ヒバリ:「ふ、不覚っす~~~!!」
白河ヒバリ:慌てて速度を上げるが、それが呼吸の乱れに繋がる。
GM:しかしそれは平常の走りであればの話。
GM:君には奥の手がある。エンジェルハイロゥシンドロームによって極められた感覚の加速。
GM:それを使えば逆に追い抜くことも可能かもしれない。
白河ヒバリ:使うか――、己の"神秘"を?
GM:だが肉体の負担も大きい、数日間はトップスピードには入れなくなるだろう。
GM:刹那の瞬間に
GM:君には選択肢が与えられた。
GM:(つまり、《戦いの予感》をここで使用するかどうかということです)
白河ヒバリ:なるほど……
白河ヒバリ:折角舞い込んだ選択肢っす、使うっす!
GM:シナリオ一回をここで切る!
GM:男気にあふれたティラノサウルスよ…!
GM:その意気やヨシ!
白河ヒバリ:もう、自分でも何をやってるのかわかんないっす!
白河ヒバリ:でも、目指すっす!最速を!!
白河ヒバリ:「いいっす、アンタを強敵ティラノサウルスと認めるっす」
GM:では、君は『奥の手』を使い
GM:さらなる加速を踏み込もうとする
GM:神速の世界に景色が歪む。
GM:――その時!!
一般暴走生徒:「うわ――――ッ!!」
一般暴走生徒:どっしゃー--ん!!
一般暴走生徒:真横から衝撃!
白河ヒバリ:「んなにィ~~~~~~!!!!」
一般暴走生徒:思いっきりワゴン車が突っ込んできた!
一般暴走生徒:宙を舞う……ティラノサウルス!!
白河ヒバリ:「ぎゃうーーーー!!?!」
白河ヒバリ:ぐるぐる。
一般暴走生徒:「あ、あわわ」
一般暴走生徒:「あわわわわ」
一般暴走生徒:「轢いちゃった」
一般暴走生徒:「ティラノサウルス轢いちゃった!!!!」
一般暴走生徒:「ど、どうする!どうする!これどこに電話すんの!?」
一般暴走生徒:「病院!?博物館!?」
一般暴走生徒:「と、とりあえず」
一般暴走生徒:「逃げろ―――――ッ!!」
白河ヒバリ:「お、おのれぇ……」
一般暴走生徒:どしーん!
白河ヒバリ:「ってまたぶぎゃっ……!」
一般暴走生徒:立ち上がりかけている君を再度吹っ飛ばして
一般暴走生徒:ワゴン車は夜の闇へと消えていった。
白河ヒバリ:眼の前の景色がスローモーション。思考が加速する。
白河ヒバリ:「(ヤンバルクイナやイリオモテヤマネコは……交通事故での死亡率が高いっす……)」
白河ヒバリ:「(それはひとえに……轢いてしまった人がビビって逃げがちだからと言われてるっす……)」
白河ヒバリ:「お、お前ェ……」
白河ヒバリ:「ちゃんと前とナショナルジオグラフィックチャンネル観て走るっすこのすっとこどっこ――」
白河ヒバリ:「フギャッ!!」ビル壁に激突。
GM:ざざざざ……
GM:足元の地面からは、遠ざかっていく怪物の足踏み、微かな振動だけが伝わってくる。
GM:やがてそれも消える……。
白河ヒバリ:ずるずると地べたに滑り落ち。
白河ヒバリ:不届き者が遠ざかる振動を、ただ黙って見送るしか無い。
白河ヒバリ:「おのれ……謎の走り屋よ……」
白河ヒバリ:「せっかく……たのしい……夜……に」
白河ヒバリ:ふつと、意識が途絶える。
GM:---
GM:シーン終了!シナリオロイスは『謎の走り屋』です!
GM:戦いの予感は不発だったためエフェクト使用回数は減りません。
白河ヒバリ:オウライ!
GM:この場でロイス取得の宣言をしてもいいし
GM:シナリオ中なら保留してもいいよ
白河ヒバリ:謎の走り屋に結ぶっす!→ ○ティラノサウルス/底しれぬ実力っす
GM:www
GM:どういう感情!?
 

OP:2/『ベイビー・ストレンジ』

GM:では続いてのシーン!
GM:裏柿さんのOPです!浸蝕どうぞ!
裏柿ネリカ:裏柿ネリカの侵蝕を1d10(→ 2)増加 (36 → 38)
GM:---
GM:レイン第四高等学校・配達部部室
GM:---
恋する乙女生徒:「だから、絶対絶対絶対に」
恋する乙女生徒:「あれは運命の出会いだったのよ!」
恋する乙女生徒:君の目の前には、一人の女生徒が
恋する乙女生徒:鼻息荒く身を乗り出している。
恋する乙女生徒:「ちょっと、部長さん」
恋する乙女生徒:「ピンと来てないでしょ。ちゃんと話聞いてたかしら」
裏柿ネリカ:「ピンと来る必要がないんだってば」
裏柿ネリカ:ガサガサと地図を引っ張り出しては捲りながら話半分に耳を傾ける。
恋する乙女生徒:「しょーがないからもう一回説明するわね!」
恋する乙女生徒:「あれはつい三日前の晩……」
恋する乙女生徒:ポワポワポワポワ

一般ナンパ生徒:「ヘイヘイお姉ちゃん、遊ぼうぜ~」
一般ナンパ生徒:「アタシたちが楽しませてあげるからさぁ~、へっへっへ」
一般ナンパ生徒:女生徒を取り囲む女生徒たち!
一般ナンパ生徒:こうした悪質なナンパは、治安の悪いメサイア学区周辺では日常茶飯事なのだ。
恋する乙女生徒:「そ、そんな、困ります」
一般ナンパ生徒:「いいじゃんいいじゃん」
一般ナンパ生徒:「へへへ、これ……キメたことあるゥ?」
一般ナンパ生徒:ナンパ生徒が懐から怪しげなジップロックを取り出す。
恋する乙女生徒:「そ、それはっ……」
一般ナンパ生徒:「へへへ……その通り」
一般ナンパ生徒:「極秘ルートで仕入れた大人味のウィスキーボンボンだッ!」
一般ナンパ生徒:「アルコール度数高めだぜぇ~~ッ!」
一般ナンパ生徒:「ヒューッ!みっちゃん悪ゥ~~!」
恋する乙女生徒:「いやぁーっ!助けて!助けて~~ッ!」
恋する乙女生徒:おお!天におわします最高生徒会長よ!見ておられるのですか!
恋する乙女生徒:「今一人の乙女の純潔が……イヤーッ!」
GM:――その時!
GM:どがめしゃばご――っ!!
一般ナンパ生徒:「うぎゃーっ!!」
一般ナンパ生徒:吹き飛ばされて宙を舞うナンパ生徒たち!
恋する乙女生徒:「な……何が……」
恋する乙女生徒:「一体……」
GM:ガザガザと異様な音を立てて
GM:夜道を一つの影が遠ざかっていくのだけが見えた……。

恋する乙女生徒:「と、いうことなの!」
恋する乙女生徒:「あれは間違いなく、困っていた私を助けようとしてくれた白馬の騎士様……」
恋する乙女生徒:「それに礼も受け取らずそのまま行ってしまうなんて」
恋する乙女生徒:「なんて奥ゆかしいお方なのかしら……ぽへーっ」
恋する乙女生徒:うっとりとしている。
裏柿ネリカ:「……私達宅配部は荷物の中身に関してはこちらから尋ねる事もしないし特に聞かない主義なんだけど」
裏柿ネリカ:短く纏まった白髪を揺らしながら振り向き、制止するように掌を向ける。
裏柿ネリカ:「送り先については聞かなきゃ仕事にならない」
恋する乙女生徒:「だから、その騎士様よ!」
裏柿ネリカ:「それだけ?それだけなの?」
恋する乙女生徒:「そうよ?」
恋する乙女生徒:「この恋文を届けて」
恋する乙女生徒:「私の溢れる愛を伝えて頂戴!ああ……騎士様……」
恋する乙女生徒:スイとファンシーピンクな便せんに収めた手紙を差し出す。
裏柿ネリカ:「……人探しならメサイアへ引き返した方が良いんじゃないかな」顔を顰める。
恋する乙女生徒:「何言ってるのよ!あなたノヴァリスで一番早い運び屋さんなんでしょ!」
恋する乙女生徒:「騎士様の動きは相当素早かったわ……」
恋する乙女生徒:「他の人に頼んで追いつけなかったらどうしてくれるの!?」
裏柿ネリカ:「それは……そうだけど……」便箋を見つめる。
恋する乙女生徒:「ねえお願い!お願いお願い!」
恋する乙女生徒:「報酬は弾むわ!私の思いを届けてよォ~~ッ」
裏柿ネリカ:(恋文……恋文かぁ……これも青春なのかな……)
裏柿ネリカ:折れてしまいそうなほどに首を傾げて唸る。
裏柿ネリカ:「うううううん……………」
裏柿ネリカ:そして、手紙を差し出す女生徒へ視線を戻し。
裏柿ネリカ:「ねぇ。好きな人が居るって、どんな気持ち?」
恋する乙女生徒:「え、やだ……大胆な質問するじゃない……」
恋する乙女生徒:「それはね……ええっとね、えへへ……」
裏柿ネリカ:じぃ、と真剣な面持ちで女生徒を見る。
恋する乙女生徒:「胸がドキドキして、体が熱くなって、お布団に入るたびに明日が来るのが待ちきれない……」
恋する乙女生徒:「そういう感じ……かな……キャッ!何言ってんだろ私!キャ~~ッ」
恋する乙女生徒:テンションが高まりクルクル回転している
裏柿ネリカ:「……全然分かんないけど、楽しそうなのは分かった」再び顔を顰める。
裏柿ネリカ:びし、と便箋を奪い取る。
恋する乙女生徒:「あっ」
裏柿ネリカ:「この学園に"絶対"は無いからね。必ず届けるとは言えないから」
裏柿ネリカ:「失敗した場合でも経費の精算はしてもらうよ。その上でなら……まあ、配達のついでに探してもいい」
恋する乙女生徒:「引き受けてくれるのね!キャ~ッ!」
裏柿ネリカ:「ちゃんと聞いてるのかな……」
恋する乙女生徒:「あなたも結構いい女ね!騎士さんの先約がなかったら……」
恋する乙女生徒:「とにかくお願いするわ!進展があったら連絡、よろしくね!」
恋する乙女生徒:「はぁ……騎士様ぁ……」
恋する乙女生徒:フラフラと部屋を去っていく。
裏柿ネリカ:「……あれ、楽しいのかなぁ」
裏柿ネリカ:便箋を保護シートでコーティングしつつ、ため息を吐く。最近何だか流されやすくなっているような気がする。
GM:---
GM:シーン終了、シナリオロイスはPC1と同じく『謎の走り屋』です!
裏柿ネリカ:ふむ……!
裏柿ネリカ:好奇心〇/厭気で取っておきましょう
 

OP:3/『チルドレン・オブ・レボリューション』

GM:では続いてのシーン!
GM:鬼柳さんと山茶花さんのOPだ!浸蝕どうぞ!
山茶花セイコ:山茶花セイコの侵蝕を1D10(→ 1)増加 (32 → 33)
鬼柳アサギ:鬼柳アサギの侵蝕を1d10(→ 7)増加 (37 → 44)
GM:ではまずは鬼柳さんの視点から
GM:---
GM:ジェネシス・インダストリアル・アカデミー
GM:開発部第6オフィス
GM:---
クヮン・クォン:きゅいん、きゅいいん
クヮン・クォン:スクラップとなった装甲材へ、ロボットアームの先についたレンズの倍率を調節している。
クヮン・クォン:「オーケー、オーケーオーケー」
クヮン・クォン:きゅい、と椅子を回して君の方へと振り向く
クヮン・クォン:気位の高い飼い猫のような印象を纏った、小柄なアジア系の少女だ。
クヮン・クォン:「二次抗争残置ドローンの特殊装甲資材……確かに改めましたな」
クヮン・クォン:「損傷具合もこちらの要望範囲で申し分なし、いつもながら見事な腕前ですな」
クヮン・クォン:開発部所属生徒のクヮンは、君たち狩猟部にとってお得意の一人だ。
鬼柳アサギ:「そちらの要望に合っていたなら良かった。私の手に有っても仕方のないものだしな」
鬼柳アサギ:クォンが飼い猫ならこちらは豹か虎か。細身の長身に鋭い目つきの少女が応える。
鬼柳アサギ:「流石の私でもドローンは食えない。煮ても焼いても無理だ」
クヮン・クォン:「相変わらず、食いでのないものはお気に召さないようですな」
クヮン・クォン:「報酬としてはこちらの方が実入りがよいはずですが」
鬼柳アサギ:「狩猟というのは食べるための行為だろう。確かに、我らが狩猟部の活動に置いてはその限りではないが」
クヮン・クォン:「やはり狩人のポリシーというモノですか」
鬼柳アサギ:「ポリシーでもあり、単純に動機の問題でもある」
クヮン・クォン:「単純に食欲旺盛と」
鬼柳アサギ:「ああ。私が狩りに出る理由はそれが楽しいからと新鮮な獲物は美味しいからの二つだからな」
鬼柳アサギ:その言葉を裏付けるように、彼女の制服には血が跳ね返っている。
鬼柳アサギ:ドローン狩りのついで(あるいはドローン狩りの方がついでかもしれないが)に、鹿を仕留め捌いた後だからだ。
クヮン・クォン:「それも一つの合理でしょうな」
クヮン・クォン:「実にプリミティブ……仕事終わりのコーヒーブレイクはいかがですかな」
クヮン・クォン:「アップルシードの新作焙煎豆がありますが」
鬼柳アサギ:「いただこう。淹れたてのコーヒーは狩場では味わえないからな」
鬼柳アサギ:「一度捌きたての鹿と淹れたてのコーヒーを同時に味わいたいものだが」
クヮン・クォン:指先を滑らせると、ロボットアームがすいすいとビーカーのコーヒーをかき混ぜる。
クヮン・クォン:「ここで血抜きはご勘弁願いたいですな」
クヮン・クォン:「生体研究所の者たちと違ってクォンは血と臓物が苦手ですな」
鬼柳アサギ:「心配ない。捌くとは概ね鮮度を保つための行為だ」
鬼柳アサギ:「撃った直後でなければ意味がない。当然、今回も現場で済ませてきている」
鬼柳アサギ:言いながら横に置いた大きなクーラーボックスをポンと叩く。
クヮン・クォン:「手際のよろしいことですな……」
クヮン・クォン:君の目の前のカップにこぽこぽとコーヒーが注がれる
クヮン・クォン:ふんわりと、精神を落ち着かせる香りが漂う。
鬼柳アサギ:「ありがとう」 賛辞とコーヒーの両方に感謝を述べて一口啜る。
鬼柳アサギ:「やはりコーヒーの香りは良いな。見ていると落ち着く」
クヮン・クォン:「『見ている』と?」
鬼柳アサギ:「む。君には話したことが無かったか」
鬼柳アサギ:「私の感覚器官はお互いを繋ぎ合わせることが出来る。故に、私にとって匂いとは嗅ぐものであると同時に見るものでもある」
鬼柳アサギ:「他にも、視線は感じるものであると同時に味わうものだし、味とは味わうと同時に見るものでもある」
クヮン・クォン:「音に聞く共感覚というモノですな……興味深い」
クヮン・クォン:「いずれアサギさまの肉体についても詳しくデータを取りたいところですが」
クヮン・クォン:「……本日の所は風向きが悪そうですな」
クヮン・クォン:コーヒーをひとくちすすり。
鬼柳アサギ:「ふむ。ボックス内の氷はまだ余裕があるから付き合うことは出来るが」
アーニャ・チャンドラグプタ:「いたーっ!」
鬼柳アサギ:「彼女がそうさせてはくれないか」
アーニャ・チャンドラグプタ:「いたいたいた!発見発見!アサギちゃんこんなとこにいたの!見つかんないわけだよー!」
アーニャ・チャンドラグプタ:「捕獲だ捕獲ー!」
アーニャ・チャンドラグプタ:がしっ!
アーニャ・チャンドラグプタ:君へとしがみつく緩やかで豊かな栗毛がトレードマークの上級生。
アーニャ・チャンドラグプタ:人呼んで『チャンドラグプタ探検隊』、自称ドキュメンタリー映像作家のアーニャ・チャンドラグプタだ。
アーニャ・チャンドラグプタ:「この幻獣ハンターチャンドラグプタをここまで手こずらせるなんて」
アーニャ・チャンドラグプタ:「相変わらずの潜伏テクニックだねー」
アーニャ・チャンドラグプタ:「でももう逃げられないぞー!」
鬼柳アサギ:「逃げていたつもりはないが。何用だ?アーニャ」
鬼柳アサギ:「キミがいまさら未開区域について人に聞くこともないと思うが」
アーニャ・チャンドラグプタ:「そうそう、前回のロケ、『崑崙山の秘境で幻の包帯ツチノコを追う!』の時には」
アーニャ・チャンドラグプタ:「世話になったねえアサギちゃん」
鬼柳アサギ:「なに、もしそんな珍獣が居るなら私もご相伴に預かりたかっただけの話だ」
アーニャ・チャンドラグプタ:「あの魅惑のもちもちボディ……」
アーニャ・チャンドラグプタ:「ひとくち食べてみたいって言ってたもんねアサギちゃん」
鬼柳アサギ:「見ただけで分かるあの脂肪量だ。肉には良いサシが入っているに違いないからな」
アーニャ・チャンドラグプタ:「まあお察しの通り今回も」
アーニャ・チャンドラグプタ:「臨時スタッフとしての依頼なわけだけど」
アーニャ・チャンドラグプタ:「引き受けてくれるよね!くれるよね!」
鬼柳アサギ:「ふむ。つまり新たな獲物か」 傍目にはほとんど違いが分からないが、細い目の奥の瞳が一瞬輝く。
鬼柳アサギ:「新たな珍味はいつでも歓迎だ。同行しよう」
アーニャ・チャンドラグプタ:「やっりぃ!」
アーニャ・チャンドラグプタ:「アサギちゃんってば話が早くて最高!愛してる!」
アーニャ・チャンドラグプタ:むちゅーっと抱きしめたまま頬に吸い付いている
鬼柳アサギ:「この鹿肉を部屋の冷凍庫に入れた後にはなるがな。具体的な話はいつする?」
鬼柳アサギ:全く動じていない。慣れているのか、端から気にしない性質なのか。
クヮン・クォン:「……やれやれ」
クヮン・クォン:「いいんですかな、話をちゃんと聞かなくて」
クヮン・クォン:「どれだけ好奇心旺盛な研究員でも一度同行すれば二度とは付いていかない『探検隊』の臨時スタッフを」
クヮン・クォン:「二つ返事で引き受けるのはあなたくらいのものですな、アサギさま」
鬼柳アサギ:「なに、これでアーニャは私の性質を分かっている。私がそそられる以外の話は持ってこない」
鬼柳アサギ:「まして、分け前を認めないこともなかろう。違うか?」 最後はアーニャに向けて。
アーニャ・チャンドラグプタ:「モチのロンだよー」
アーニャ・チャンドラグプタ:「あたしはいい映像が撮れさえすれば、あとは被写体が煮られようが焼かれようが文句はないからね」
アーニャ・チャンドラグプタ:「常にあたしたちの利害関係はウィンウィン、最高のパートナーってわけだ」
アーニャ・チャンドラグプタ:「鹿肉はしまってきてくれていいけど」
アーニャ・チャンドラグプタ:「あともう一人、今回の取材にはスカウトしたい人材がいるんだよねえ」
アーニャ・チャンドラグプタ:「説明より先にそっちに行ってみようか」
鬼柳アサギ:「ほう。誰かと聞いても?」
アーニャ・チャンドラグプタ:「ふふふ……それはねえ」
GM:---
GM:ジェネシス・インダストリアル・アカデミー
GM:ε実験棟・通称『大厨房』
GM:---
山茶花セイコ:「……今度こそ、きっといけるはずー」
山茶花セイコ:目の前にはドロドロの灰色の物体と赤熱した何かがある
山茶花セイコ:「いただきますー」
山茶花セイコ:そういうと灰色のドロドロを口に含み
山茶花セイコ:「まずい!!!」
アーニャ・チャンドラグプタ:「ハーイ、セイコちゃん」
アーニャ・チャンドラグプタ:「またなんかエッグイもん食べてんねー」
山茶花セイコ:「アーニャさん!」
アーニャ・チャンドラグプタ:「お味のほどは……ほらほら!」
アーニャ・チャンドラグプタ:「食レポ食レポ!」
アーニャ・チャンドラグプタ:カメラを回している
山茶花セイコ:「あ、ええと、これはですねー」
山茶花セイコ:「わたくしが今研究している料理素材」
山茶花セイコ:「石と溶岩ですー」
アーニャ・チャンドラグプタ:「……リアリー?」
アーニャ・チャンドラグプタ:「無機物じゃん、モロに」
山茶花セイコ:「はいー」
山茶花セイコ:「わたくし、この間もいろいろと過去のデータをあさってみたのですがー」
アーニャ・チャンドラグプタ:「えーっと、アレだ」
アーニャ・チャンドラグプタ:「ゴロン族?目指してるのセイコちゃん」
山茶花セイコ:「そう、それなんですー」
アーニャ・チャンドラグプタ:「マジ???それなの???」
山茶花セイコ:「特上カルビ岩と溶岩ドリンク」
山茶花セイコ:「すごくおいしそうじゃないですかー」
山茶花セイコ:「だから頑張って作ろうと思ってるんですけどー」
アーニャ・チャンドラグプタ:「なるほどなるほど……」
アーニャ・チャンドラグプタ:「で、どうだった、実際のお味の方は」
山茶花セイコ:「今回は石をどろどろに溶かしてスパイスで味をつけてみたんですが」
山茶花セイコ:「石のえぐみとじゃりじゃり感が全然おいしくなくてー」
山茶花セイコ:「溶岩ドリンクはなんとか溶岩に似たところまではもっていけたのですがー」
山茶花セイコ:「飲めますかねー、これー」
アーニャ・チャンドラグプタ:「うーん……あたしは遠慮しとくかな」
アーニャ・チャンドラグプタ:「ほら、ゾーラ族の方が好きだから……」
山茶花セイコ:「あー、じゃあ今度はお魚にしましょうー」
山茶花セイコ:「ちょうど近くの汚染された川で変異した魚がー……」
アーニャ・チャンドラグプタ:「いいね!そうしよう!」
アーニャ・チャンドラグプタ:「生きてる限りチャンスはあるから!ガンガン攻めていこうぜ!」
山茶花セイコ:「ああー……」
山茶花セイコ:「ごめんなさい、なんか」
山茶花セイコ:「よくわからないんですけど、お魚さん、溶けてなくなっちゃってました」
アーニャ・チャンドラグプタ:「ドンマイドンマイ!むしろスープにする手間が省けたよ!」
アーニャ・チャンドラグプタ:「……いやー」
アーニャ・チャンドラグプタ:カメラを目から外し
アーニャ・チャンドラグプタ:「どう?このイカレ具合」
アーニャ・チャンドラグプタ:「まさに探検隊のメンバーにはぴったりだと思わない?アサギちゃん」
山茶花セイコ:「……うぐうぐ……ううー……美味しくないー……」必死に石料理を食べている
鬼柳アサギ:話しかけられるまでじっと料理(少なくともセイコが言うには)を眺めていたが、話しかけられてようやく目線を外す。
鬼柳アサギ:「ああ。食に対する好奇心といい、常識に囚われない発想といい。最適の人選だろう」
アーニャ・チャンドラグプタ:「だよね、アサギちゃんとはセンスも合うから助かるわー」
鬼柳アサギ:「そうか、無機物だからといって食の対象から外すこともなかったか。確かに調理次第では可能性のあるものも……」
鬼柳アサギ:ブツブツと何か呟いている。
アーニャ・チャンドラグプタ:「というわけで、まあ改めて説明するまでもないか、知り合いだろうし」
アーニャ・チャンドラグプタ:「探検隊の新メンバー、ロイヤルサバイバル部の山茶花セイコちゃんでーす」
山茶花セイコ:「なにがですかー?」なんとか石を食べきったらしい
アーニャ・チャンドラグプタ:「例の話だよ、セイコちゃん。あの後考えてくれた?」
山茶花セイコ:「例の話ー……」
アーニャ・チャンドラグプタ:「ほら、取材だよ取材」
山茶花セイコ:「あー、そういえばー」
山茶花セイコ:「でもー、わたくしでいいのですかー?わたくしは料理ぐらいしかできないですしー」
山茶花セイコ:「サバイバルが上手い子はもっといますよー?」
アーニャ・チャンドラグプタ:「そんなことないよー」
アーニャ・チャンドラグプタ:「この間の『セイコVSワイルド~未開地猛毒沼の極限環境で人は何日生き延びられるか~』も評判上々だったし」
アーニャ・チャンドラグプタ:「やっぱり被写体として華があるんじゃないかな~」
山茶花セイコ:「ああー」
山茶花セイコ:「あの時はなんとか毒をろ過する植物の茎を見つけられてよかったですー」
鬼柳アサギ:「それに、狩るのは私がやるしそこまでの案内はアーニャがやる」
鬼柳アサギ:「私としてもセイコが居るのであれば調理面に限らず心強い」
アーニャ・チャンドラグプタ:「ほら、アサギちゃんもそう言ってるぜ」
アーニャ・チャンドラグプタ:「セイコちゃんがいればとーっても心強いよ!」
山茶花セイコ:「アーニャさんもアサギさんも褒めるのがお上手ですねー、うふふ」
山茶花セイコ:「わたくしでお役に立てるならぜひー」
アーニャ・チャンドラグプタ:「っしゃ!二人目確保!」
アーニャ・チャンドラグプタ:ガッツポーズ
山茶花セイコ:「あっ!!」
山茶花セイコ:「溶岩スープがただの岩の塊に!!!」
鬼柳アサギ:「では、今回はこの三人での取材になる訳か」
アーニャ・チャンドラグプタ:「そういうことだね……コホン」
アーニャ・チャンドラグプタ:「では改めて」
アーニャ・チャンドラグプタ:「今回の取材対象と目的地を発表します」
アーニャ・チャンドラグプタ:からからと、どこからかホワイトボードを引っ張ってくる。
アーニャ・チャンドラグプタ:「そーれーはー」
アーニャ・チャンドラグプタ:「これだッ!!」
アーニャ・チャンドラグプタ:バンッッッ!!
【チャンドラグプタ探検隊Part.37】
~メサイア学区、闇と欲望の町を駆ける音速怪奇生物を追え!!~
GM:シーン終了、シナリオロイスはチャンドラです。
鬼柳アサギ:では〇信頼/心配で取得します。
山茶花セイコ:〇信頼/脅威 で
GM:こ、こんなイカレ女を信用していいのか!
鬼柳アサギ:部活は違うが良い仕事仲間だからな
山茶花セイコ:わたくしを信頼してくださっているのですから信頼で返すべきでしょうー
GM:いい子たちだ…
GM:では続いてのシーン、合流です!全員登場!
 

MD:1/『ゲット・イット・オン』

山茶花セイコ:山茶花セイコの侵蝕を1D10(→ 8)増加 (33 → 41)
鬼柳アサギ:鬼柳アサギの侵蝕を1d10(→ 3)増加 (44 → 47)
白河ヒバリ:44+1d10
DoubleCross : (44+1D10) → 44+9[9] → 53

裏柿ネリカ:裏柿ネリカの侵蝕を1d10(→ 2)増加 (38 → 40)
GM:---
GM:レイン学区・市街地
GM:---
GM:ではまず裏柿さんの視点から
GM:―――君、裏柿ネリカは夜闇の中で
GM:ぽつんと灯りを落とす街灯の下に立っていた。
GM:生徒たちの噂によれば、この付近に高速移動する不審な怪物が出現するという。
GM:怪物は夜な夜な街角を疾走し
GM:出会い頭に並んだものを強烈な体当たりで吹き飛ばすと恐れられている。
裏柿ネリカ:「速くて……誰かにぶつかってもそのまますっ飛んでいくくらい周りが見えてなくて……」
裏柿ネリカ:ブツブツと呟きながら、灯りを頼りに地図を見つめる。
裏柿ネリカ:「"騎士様"と呼ぶにはちょっと物騒すぎるよね」
裏柿ネリカ:ため息をつき、目撃証言のあったポイントを記したマークを指でなぞる。
GM:そうやって君が独り言ちていると
GM:――ギュンッ
GM:一つの影が君の傍らを走り抜け
GM:一泊遅れて突風が吹きすさぶ。
裏柿ネリカ:「──!」
GM:顔を上げた先には……
GM:一頭のティラノサウルスが、疾走している。
白河ヒバリ:びゅーん
裏柿ネリカ:「──?」
裏柿ネリカ:「???」
裏柿ネリカ:困惑、驚き。一瞬動きが止まる。
裏柿ネリカ:突然だが──。裏柿ネリカの趣味は早指し将棋である。
裏柿ネリカ:速く動く、というのは単純なようで難度の高い行いだ。体の動きに思考が追い付かなければならない。
裏柿ネリカ:だから、常日頃から思考が体に置いて行かれぬよう心掛けている。まあ要するに──
裏柿ネリカ:「それ、前見えるの?」
裏柿ネリカ:一瞬の空白くらいで振り切られる脚ではない、という事だ。
白河ヒバリ:「――ん?」
白河ヒバリ:恐竜が、首だけで振り返る(ような気配、外側の恐竜ヘッドは依然前を向いている)。
裏柿ネリカ:並走しながらティラノサウルスに話しかける。
裏柿ネリカ:「覗き穴みたいなのがあるのかな?」視線を巡らせる。
白河ヒバリ:「お、足っすか、いーっすね、恐竜志望?」
白河ヒバリ:何やらわけのわからないことを嬉しそうに聞いてくる。
裏柿ネリカ:「あー……恐竜?カッコいいよね、うん」
裏柿ネリカ:(……思った以上に速いな。このまま続けたらあたしのスタミナの方が持たないかも)
白河ヒバリ:「理解ってるっすね~~」
白河ヒバリ:「じゃ、軽くるっすか!」
白河ヒバリ:言葉はいらない、何故ならウチらダイナソー、走りで語り合う。
白河ヒバリ:ティラノサウルスレース、昨年度大会キャッチコピーである。
裏柿ネリカ:「ちょ、ちょっと待って!貴方に渡したいものがあって来ただけで──ああもう!」
白河ヒバリ:「(ギアを一つ上げるっすよ!)」
白河ヒバリ:アスファルトを踏みしめる。
白河ヒバリ:その足取りは軽い、まるで水切りの小石がごとく車道を滑っていく。
裏柿ネリカ:「かけっこしに来たわけじゃ、ないんだよねッ」太もものホルスターから拳銃を抜き放つ。
裏柿ネリカ:アスファルトを踏みしめる、その力のかかり方を見極める。地上の王に興味は無いが──
裏柿ネリカ:体重の掛かった踵を、捲り上げるように銃弾を撃ち込む。
裏柿ネリカ:「走るって動作に関してはプロの自負があるんだよね、一応」
白河ヒバリ:「ん~~?そりゃ、下策っすね」
白河ヒバリ:銃弾が迫る。それを鱗に感じる。あると思えばあるのだ、鱗。
白河ヒバリ:「銃を撃てば、当然炸裂の反動で減速は免れないっす」
白河ヒバリ:「それに、こんなもの」
白河ヒバリ:タンッ、と跳ねる。
裏柿ネリカ:「んなッ!?」
白河ヒバリ:己に追いついた弾丸を踏みしめ、更に跳ねる。
白河ヒバリ:「っひゃーーーー!」
白河ヒバリ:激突の勢いで、眼前の高層ビルへ。
白河ヒバリ:そのまま、壁面を踏みしめなんとそこを駆け上がっていく。
裏柿ネリカ:「な……な……な……」目を見開いてその姿を見上げる。
裏柿ネリカ:「なんか……ムカつくんだけど!?」自分でも理解不能な悔しさに歯噛みする。
白河ヒバリ:頂上へとたどり着いた恐竜のシルエットは急に足を止め、振り返る。
白河ヒバリ:見下ろすティラノスーツの下で、挑発の表情を浮かべる。何故だかそれがわかる!
白河ヒバリ:「現状、パラサウロロフスってとこっすね」
白河ヒバリ:「本当は肉食竜なんすよね?チャレンジャー氏」
裏柿ネリカ:「……こ、の……ッ」ぴきり、と青筋を立て。
裏柿ネリカ:抜いた拳銃をホルスターに乱暴に突っ込んで怒りの笑みを浮かべる。
裏柿ネリカ:「そんなに折られたきゃ……とことんへし折ってやる……!」ふっ、と息を吐く。
裏柿ネリカ:脚部を中心に巻き上がった風が、"もっと速く"と叫んだ。
裏柿ネリカ:「誰かにぶつかったりしたら怪我させるから──我慢してんだから、ね!」負け惜しみのように言い放ち、再加速。
裏柿ネリカ:当然と言わんばかりに壁面を氷の上を滑るように駆け上がる。
GM:加速する、加速する、加速する。
GM:二つの影は壁を疾駆し、ビルを跳び越えて
GM:嵐のように街路を過ぎ去っていく。
白河ヒバリ:ビルからビルへ、時には橋梁を支えるワイヤーを駆け上がる。
白河ヒバリ:「あはは、着いてくる着いてくる!」
GM:……やがて、小さな川のほとりで、どちらともなく足を止めた。
GM:心地よい疲労感、そして好敵手としてお互いに向ける敬意が
GM:君たちの間には確かに感じ取れるだろう。
裏柿ネリカ:「ふっ……ふっ……ハァ……」
裏柿ネリカ:「(こんなふざけた格好してる相手に……万全の状態で競っちゃった……)」
白河ヒバリ:「ふぅ…」
白河ヒバリ:「や、オフシーズンなのに良い練習になったっすよ」
裏柿ネリカ:「オフシーズン?」
白河ヒバリ:「毎日あそこ走ってるっすか?明日も付き合ってくれないっす?」
白河ヒバリ:にこやかに二本の爪を差し出してくる。
裏柿ネリカ:「……」差し出された爪を見つめ。
裏柿ネリカ:固く握手を交わすようにその爪を握り。保護シートに包まれた手紙を握らせる。
裏柿ネリカ:ついでに着ぐるみ越しに肌を抓る。そして、満面の笑顔で。
裏柿ネリカ:「やだ」
白河ヒバリ:やわっこい女学生の質感を伝えてくる!
白河ヒバリ:「えぇ~~~」
白河ヒバリ:「まあ、王者は孤独なものっす……」しょんぼり。
裏柿ネリカ:「(当たり前だけど中身は人間なんだよね……どういう姿勢で走ってるんだろ)」口には出さないし自覚は無いが興味を惹かれている。
白河ヒバリ:「それに自分にはより優先すべき目標がいるっすからね」
白河ヒバリ:「ヘコまないヘコまない、優先順位」
裏柿ネリカ:「……あんたより速いの居るの?この街」驚きで目を見開く。
白河ヒバリ:「ん?いないっすよ」
白河ヒバリ:「まあ一応証明はしとこうかなって、モヤッとするので」
裏柿ネリカ:「負け惜しみ」ふん、と鼻を鳴らして。
白河ヒバリ:「おんやぁ?見たわけでもないのどうしてそんなこと言っちゃうっすか~~?」にまにまとした色を滲ませ。
白河ヒバリ:「もしかして、悔しがってる?」
白河ヒバリ:「負け惜しみなのは、果たしてぇ~?」
裏柿ネリカ:「……」ぴきり、と青筋を立てながらも肩を震わせる程度に抑える。
裏柿ネリカ:「ってそれより!」本来の業務を思い出す。
裏柿ネリカ:「それ、読んであげて」
白河ヒバリ:「おおっと、失礼失礼」
白河ヒバリ:「ごめんねアマチュアさん相手に」悪気のない様子で。
白河ヒバリ:「なんなんすかねこれ」受け取る。
裏柿ネリカ:「ラブレターだって。貴方に助けられたって子の……まあその様子だと人助けには縁無さそうだけど」
白河ヒバリ:「?」
白河ヒバリ:「何を言ってるんすか、アスリートはその姿で皆に勇気とパワーを与えるんすよ」
白河ヒバリ:「人助けの毎日っす」
GM:不審に思った君たちは
GM:お互いの情報を擦り合わせる。
GM:かくかくしかじか
GM:しかじかかくかく
GM:……白河ヒバリに、その時刻にそのコースを走った記憶はなく
GM:当然ナンパ中のチンピラたちを跳ね飛ばした覚えもなければ
GM:女の子を助けた覚えもなかった。
GM:つまりは全くの別人……もとい別都市伝説だったということになる。
白河ヒバリ:「あーーー、それはたぶん……自分が追ってるやつっすね」
白河ヒバリ:「でも白くは無かったな……やっぱ違うっす?」
裏柿ネリカ:「こ……ここまでやって……人違い……?」
裏柿ネリカ:「なんて迷惑な……」ガクリと膝を付く。
白河ヒバリ:「こらこら、人違いしておきながら迷惑とはご挨拶っすね」
裏柿ネリカ:「う……それはそうだけど……」
裏柿ネリカ:「そ、その。貴方が追ってるって奴……は居場所に見当はつくの?」
白河ヒバリ:「自分に聞きたいことがあるならまずは協力したい気分にさせることっすね!」
裏柿ネリカ:「え……ううん……お金?」
白河ヒバリ:「ノットマネー!!!」咆哮。
白河ヒバリ:「あーもう、そこは素直にごめんなさいで良いっすよ、失礼の上塗りっすよそんなんじゃ」
裏柿ネリカ:「うぐ……それは……(私の件が無くてもはた迷惑な事には変わりないじゃない……!)」
裏柿ネリカ:「(でも人違いの上に撃っちゃったのは事実……)」
白河ヒバリ:「(にこ~~~)」
裏柿ネリカ:「…………………………なさい」
白河ヒバリ:「声がちっちゃいっす」
白河ヒバリ:「度量もちっちゃいっすか?」
裏柿ネリカ:「ごめんなさい!!!!!!」殆ど怒鳴るような声量で。
白河ヒバリ:「アハハ、よろしい!」
裏柿ネリカ:「(ムカつく~~!!!)」沈黙したまま地団駄。
白河ヒバリ:「おっけーっす、自分で良ければ何でも協力するっすよ!」
白河ヒバリ:「だって、一緒に走れば……既にダチっすからね!」
白河ヒバリ:一緒に走れば既にダチ。
白河ヒバリ:5年前の大会キャッチコピーである。
裏柿ネリカ:「……意味わかんない」ムスっと。
白河ヒバリ:「ふふ……走ればわかるっすよ……」
白河ヒバリ:「アンタも着てみるっすか?……ダイナソゥ(流暢な発音)」
裏柿ネリカ:「それはぜぇったいやだ」口を歪めながら。
白河ヒバリ:「ワガママさんっすねぇ~」
白河ヒバリ:「まあいいや、えっとなんだっけ」
白河ヒバリ:「ええと、かくかくが」
白河ヒバリ:「しかじかで」
白河ヒバリ:「ダイナソー」
白河ヒバリ:「というわけっすね」
白河ヒバリ:眼の前の恐竜が言うには、その謎の走り屋を見つけるために街中を走り回っていたということである。
裏柿ネリカ:「……そういう事。あんたが追ってるっていう走り屋?なの?とにかく、その人に会いたいの」
裏柿ネリカ:「単純だけど、二手に分かれて走り回るしかないのかな」
白河ヒバリ:「目撃者はそこそこ見つけたんすよね、なんとなーく最近はここらへんに出るんじゃないかなーって」
白河ヒバリ:データを元にした、太古の勘である。
GM:そんなことを君たちが話し合っていると
GM:シュパッ!!
GM:突如として一つの影が月光を背に躍り出る!
アーニャ・チャンドラグプタ:「ヤ―ッ!!」
アーニャ・チャンドラグプタ:グサーッ!!
アーニャ・チャンドラグプタ:握りしめたさすまたで
アーニャ・チャンドラグプタ:目の前の不審なティラノサウルスを押さえつける!
白河ヒバリ:「ウギャッ」
アーニャ・チャンドラグプタ:「捕獲!捕獲ーッ!!」
アーニャ・チャンドラグプタ:「見たか六壬学園直伝の光陰さすまた殺法!」
白河ヒバリ:「うおーーー、なになに何?!」
白河ヒバリ:じたばたじたばた
裏柿ネリカ:「…………………ふ」困惑しつつも、取り押さえられたティラノサウルスを見下ろして鼻を鳴らす。
白河ヒバリ:「やめろォ!ひきょうものぉ!」
白河ヒバリ:「そんなもの捨てて走りで勝負せんかい!っす~~~!!!」
白河ヒバリ:悔しさを滲ませながら恐竜が吠える。
裏柿ネリカ:「(ああ……一回こけたら立ち上がりにくいんだ……)」
アーニャ・チャンドラグプタ:「アサギちゃん!カメラ!カメラ回して!」
アーニャ・チャンドラグプタ:「セイコちゃん!照明!照明当てて!」
アーニャ・チャンドラグプタ:「ついに!我らチャンドラグプタ探検隊はメサイア地区を疾走する未確認怪生物を捉えたのです!」
アーニャ・チャンドラグプタ:「その正体はなんと……太古から生き延びていた地上の覇者!ティラノサウルス!!」
山茶花セイコ:「わあーティラノサウルスさんですよー」
山茶花セイコ:「本物ですかー?」ワンテンポ遅れて
鬼柳アサギ:「カメラを回すのは良いんだが、アーニャ」 言葉の通りカメラを構えつつ。
鬼柳アサギ:「そのティラノサウルスは恐らく着ぐるみだぞ」
アーニャ・チャンドラグプタ:「えっ」
アーニャ・チャンドラグプタ:アサギの言葉にぽかんと口を開く
裏柿ネリカ:「うん、全然人間だよ、その子……って何これ?撮影?」
アーニャ・チャンドラグプタ:「……」
アーニャ・チャンドラグプタ:ぐりぐりとさすまたで足元の感触を確認する
白河ヒバリ:「にゃめろぉぉぉ」
アーニャ・チャンドラグプタ:「あっ」
アーニャ・チャンドラグプタ:「これ人間だわ」
アーニャ・チャンドラグプタ:そそくさとさすまたを外してどく。
白河ヒバリ:「失礼な!これを着ているときは自分の心はいつだって白亜……」
アーニャ・チャンドラグプタ:「あは……あははははは!いんやー、ごめんごめん!」
アーニャ・チャンドラグプタ:「チャンドラ早とちりしちゃった、テヘペロ」
白河ヒバリ:「……チャンドラだ!!!」
白河ヒバリ:がばりと飛び起き、両手を握る。
アーニャ・チャンドラグプタ:「え、何」
アーニャ・チャンドラグプタ:「そうですが」
白河ヒバリ:「やーーー、恐竜回見てるっす!!」
アーニャ・チャンドラグプタ:「……!」
アーニャ・チャンドラグプタ:「もしかして」
アーニャ・チャンドラグプタ:「ウチの番組のファン!?」
白河ヒバリ:「恐竜回しか見てないけど、ファンっす!」
白河ヒバリ:ぶんぶんと手を振る。
アーニャ・チャンドラグプタ:「えへへへ、いやー、ホントかね……嬉しいなあ」
白河ヒバリ:「やー、今日は色んな人に会うっすね~」
アーニャ・チャンドラグプタ:「あたしもまさかこんなところでファンに出会えるとは……あ、サインとかする?セルフィーは?」
アーニャ・チャンドラグプタ:「あ、この子は私のファンだから食べちゃダメでーす、食べちゃダメだよセイコちゃん」
山茶花セイコ:「えー?」
山茶花セイコ:「でも、もしかしたら本物のティラノサウルスかもしれないじゃないですかー」
山茶花セイコ:「食べて見なきゃわからないと思いませんかー?」
白河ヒバリ:「そこのちっちゃい子は何言ってるんすか……」
鬼柳アサギ:「いや。光沢が生き物のそれではないし、何より臭いがビニールだ」
鬼柳アサギ:「これだけ分かりやすければそう間違えない」
山茶花セイコ:「ティラノサウルスはビニールの匂いがしたのかもしれませんー!!」
白河ヒバリ:「ちょ、ちょ……」
鬼柳アサギ:「なるほど……その発想はなかったが、なら同時に見えている人間の皮脂の臭いに説明がつかない」
山茶花セイコ:「というよりも、議論するよりもまず食べてみるのが先だと思いませんかー?」暗黒空間から包丁を取り出す
白河ヒバリ:「こわ、頭おかしいんすか!」
鬼柳アサギ:「セイコ。何でもまず実食という姿勢自体は立派だと思うが、殺人は流石に超えてはいけないラインだと思う」
山茶花セイコ:「尻尾の部分には人が入ってないから食べても大丈夫ですよねー……?」
白河ヒバリ:「太古の空気と情熱が詰まってるっす!食べもんじゃねえっす!!」
山茶花セイコ:「太古の空気って……なんだかおいしそうー……」
白河ヒバリ:「ひえ~~」そそくさとチャンドラの後ろに隠れる。
アーニャ・チャンドラグプタ:「おお~恐竜ちゃんはかわいいのう。よしよし」
アーニャ・チャンドラグプタ:「セイコ隊員ステーイステイステイ」
アーニャ・チャンドラグプタ:「人喰い部族は前回やったから、またマンネリ呼ばわりされちゃうよ」
鬼柳アサギ:「ふむ。これはダメだな。すっかり食べるモードに入っている」
鬼柳アサギ:「私が抑えておこう。話を進めてくれ」 そう言いながらサッとセイコちゃんを取り押さえる。
山茶花セイコ:「ああー……憧れの恐竜肉……」
山茶花セイコ:抑えつけられて
裏柿ネリカ:「……なに、この人たち」困惑しながら全員の顔を順番に見回す。
アーニャ・チャンドラグプタ:「あ、えーっと、コホン。そうだそうだ」
アーニャ・チャンドラグプタ:「ごめんねいきなり邪魔しちゃって」
アーニャ・チャンドラグプタ:「あたしたちはチャンドラグプタ探検隊!」
アーニャ・チャンドラグプタ:「ジェネシスの電波で放送やってんの。そっちの子は知らない?」
アーニャ・チャンドラグプタ:「ほら、秘境探検シリーズとか」
裏柿ネリカ:「あんまりテレビとか見ないからな……ごめんね、あたしが不勉強なだけだと思う」
アーニャ・チャンドラグプタ:「……うむ!そういうこともある」
アーニャ・チャンドラグプタ:「まあ要するに学区に名だたるドキュメンタリークリエイターというわけなのよ」
アーニャ・チャンドラグプタ:「メサイアでの知名度はボチボチみたいだけどね」
アーニャ・チャンドラグプタ:「それでこのメサイア学区……じゃない正確にはレイン学区?」
アーニャ・チャンドラグプタ:「に出没するUMAを探しにきたんだけどさ」
アーニャ・チャンドラグプタ:「その正体が着ぐるみ被った人間だったとはね~」
アーニャ・チャンドラグプタ:「いやー、あたしの嗅覚も鈍ったもんだよ」
山茶花セイコ:「本当にきぐるみなんですかー……?」
白河ヒバリ:「着ぐるみじゃねえっす!ユニフォームっす!!」ふんがー!
山茶花セイコ:「しょんぼり……」
裏柿ネリカ:「……動機は全然違うけど貴方達もあたしと同じ動線を辿ってきたのか。ご愁傷様」
裏柿ネリカ:「でも、ビニールきぐるみ来て爆速で駆けまわる人間もそこそこ面白い映像なんじゃない?」
アーニャ・チャンドラグプタ:「確かに、それはそうだ」
アーニャ・チャンドラグプタ:「君を独占取材してみても面白いかもしれないね」
アーニャ・チャンドラグプタ:「どう?観る側から映る側に回ってみない?ダイナソーガール!」
白河ヒバリ:「あー、じゃあドキュメンタリー作っちゃうっすか?」
白河ヒバリ:「いいっすね!ティラノサウルスレーシングの普及に一役買いそうっす!」
白河ヒバリ:「最近はジュラ娘のヒット等で徐々に知名度はあがってきているとは言え……まだまだメジャーとは言えぬ現状っす」
裏柿ネリカ:「レーシング……?え、ほんとにスポーツだったの?」
アーニャ・チャンドラグプタ:「セイコちゃんもしょげないしょげない」
アーニャ・チャンドラグプタ:「取材終わったら先っちょの方ちょっとかじらせてもらおうよ」
山茶花セイコ:「さすがに意味もなくきぐるみを食べたりはしませんけどー……」
鬼柳アサギ:「しかし、そうなると怪生物の噂は空振りだった訳か」 セイコの頭を慰めるように撫でつつ。
鬼柳アサギ:「一体どんな獲物か楽しみだったんだが。残念だな」
裏柿ネリカ:「あー……そっちの方は、外れじゃないかもよ。怪生物」アサギさんへ視線を向けて。
アーニャ・チャンドラグプタ:「?何、どういうこと?」
アーニャ・チャンドラグプタ:「怪生物ってこの子じゃないの」
裏柿ネリカ:「私が直接見たわけじゃないんだけど……。ね、なんか居たんでしょ?ティラノサウルスさん?」
白河ヒバリ:「自分と一緒に謎の走り屋を追うっす!」
鬼柳アサギ:「謎の走り屋?」
山茶花セイコ:「謎の走り屋さん、ですかー?」
白河ヒバリ:「走るイソギンチャクみてえな奴っす、中々の足っす」
アーニャ・チャンドラグプタ:「ほほう……」
アーニャ・チャンドラグプタ:「カメラ・アクション!」
アーニャ・チャンドラグプタ:「ここからがCHAPTER2と見たね」
GM:---
GM:シーン終了。ロイス取得と購入判定が可能です。
山茶花セイコ:白河ヒバリ/よく見るとかわいい/しょんぼり〇/ロイス
山茶花セイコ:購入はー
山茶花セイコ:とりあえず応急手当キットでも
山茶花セイコ:2dx+4=>8
DoubleCross : (2DX10+4>=8) → 6[1,6]+4 → 10 → 成功

山茶花セイコ:とりあえず買えたー
鬼柳アサギ:ロイスはセイコに〇共感/心配で取っておきます
鬼柳アサギ:こっちはシューターズジャケットを狙おうか
鬼柳アサギ:1dx+1>=13
DoubleCross : (1DX10+1>=13) → 5[5]+1 → 6 → 失敗

鬼柳アサギ:無理だな これで以上
白河ヒバリ:裏柿ネリカ氏に結ぶっす! →○負けず嫌い/暫定肉食竜
白河ヒバリ:勝負服を購入するっす、何故ならレースには勝負服と相場が決まってるからっす、ジュラ娘でも言ってたっす
白河ヒバリ:たぶん買えないっす、でも挑戦することに意味があるっす!!
白河ヒバリ:1dx=>20
DoubleCross : (1DX10>=20) → 3[3] → 3 → 失敗

白河ヒバリ:惜しかったっす~~
白河ヒバリ:以上っす!
裏柿ネリカ:その上から着るの……?あ、応急手当キットでも買おうかな。
裏柿ネリカ:1dx=>8
DoubleCross : (1DX10>=8) → 8[8] → 8 → 成功

裏柿ネリカ:白河ヒバリ どうやって走ってるんだろ/ムカつくムカつくムカつく!〇 で取得
裏柿ネリカ:買えた応急手当キットは鞄に詰めて。以上かな
 

MD:2/『メタルグルー』

GM:ミドルの情報収集です。シーンプレイヤーはネリカちゃん
GM:他全員登場可能!
裏柿ネリカ:裏柿ネリカの侵蝕を1d10(→ 6)増加 (40 → 46)
鬼柳アサギ:鬼柳アサギの侵蝕を1d10(→ 3)増加 (47 → 50)
山茶花セイコ:山茶花セイコの侵蝕を1D10(→ 3)増加 (41 → 44)
白河ヒバリ:53+1d10
DoubleCross : (53+1D10) → 53+5[5] → 58

GM:ではまず判定から入りましょう
GM:情報:任意で難易度は合計30、更に60を超えるとシナリオ中全員にダメージボーナス+1d10。
GM:手番が余った場合は購入判定をプレゼントです。
GM:レッツトライ!
山茶花セイコ:すごいじゃん
白河ヒバリ:ジュラ~~??
裏柿ネリカ:30……!
鬼柳アサギ:大分大盤振る舞いだ
鬼柳アサギ:じゃあ弱い方だし先に行こう 情報:ノヴァリスでコネを使って判定
鬼柳アサギ:3dx
DoubleCross : (3DX10) → 8[6,6,8] → 8

鬼柳アサギ:まあまあ
裏柿ネリカ:同じくミドル弱者、いきます。収集チームつかって情報:FHで判定
GM:残り22!
裏柿ネリカ:1dx+3
DoubleCross : (1DX10+3) → 9[9]+3 → 12

裏柿ネリカ:お、やったぜ
GM:残り10!
山茶花セイコ:なんでもいいんだったら当然知識:料理でいこう
GM:あ、あくまで情報技能ね
GM:知識技能とは違うぜ
山茶花セイコ:あっ情報だった・・・
山茶花セイコ:しょんぼり
GM:ヨシヨシ
白河ヒバリ:収集チームで情報:ノヴァリス
白河ヒバリ:1dx+2
DoubleCross : (1DX10+2) → 6[6]+2 → 8

GM:残り2!
山茶花セイコ:では情報:ノヴァリス、コネ:学園通の友人使用
山茶花セイコ:4dx+1
DoubleCross : (4DX10+1) → 9[2,3,8,9]+1 → 10

山茶花セイコ:なんとか30
GM:ではみんなの力で突破だ!
GM:情報を公開します
【情報開示α】
レイン学区に出没する不審な怪物(白河ヒバリではない方)は、主に街路で目撃されている。
毎夜毎夜様々な街角で目撃され、障害物や通行人などになりふり構わず疾走を続けているという。
一部の生徒の間では『ナイトライダー』とあだ名されているようだ。
その目的は不明で、動きとしては生物的だが構造物としては無機的で、しかし蹲って何かを食べていたという目撃情報もあり、
正体は今一つ判然としていないようだ。
『ナイトライダー』の調査についてメサイア学区の風紀委員会"トランぺッター"が動き出したという噂もあり
素早く目的に辿り着かなければ獲物を横取りされてしまう可能性もあるだろう。
GM:---
GM:レイン学区・大型アスレチックパーク『HANZOU』
GM:---
GM:急角度でめくれ上がるような壁や、浮石のような足場が点在する大型アスレチックパーク。
GM:スポーツを愛する学生が多く在籍するレイン学区の名物スポットだ。
GM:ベンチの一つに腰かけ、君たちは集めた情報を共有していた。
アーニャ・チャンドラグプタ:「あー、レイン学区の『運び屋』ってキミのことだったんだ」
アーニャ・チャンドラグプタ:「学区の有名人だよね。名物生徒的な」
裏柿ネリカ:「む。知ってるんだね」
裏柿ネリカ:「あたしらもちょっとは名が売れてきたか」
裏柿ネリカ:嬉しそうに、ベンチの前で柔軟を行っている。
山茶花セイコ:「名物……(じゅる)」
裏柿ネリカ:「(なんでこっち見てるんだろ……)」
白河ヒバリ:「レイン学区と言えば"鰐肌のヤスコ"は名選手っす、去年はBブロックで戦ったっす」
裏柿ネリカ:「なんか今知りたくなかった情報が漏れ出た気がするんだけど……」
山茶花セイコ:「さめ……(じゅる)」
アーニャ・チャンドラグプタ:「パルクールとかも出来るんでしょ?今度ゴープロつけてこの辺走ってみてよ」
アーニャ・チャンドラグプタ:「面白い映像が出来そうだ。それはそれとして」
アーニャ・チャンドラグプタ:「ヒバリちゃんじゃない方の怪物……人呼んでナイトライダー!」
アーニャ・チャンドラグプタ:「その後なんか分かったことってある?」
鬼柳アサギ:「目撃者から聞いた話だが。動きは生き物だが外見は無機的だった、とのことだ」
鬼柳アサギ:「その一方で何かを捕食するような仕草を見せたとも聞いた。果たして生物か無機物か、判断のつかないところだな」
裏柿ネリカ:「"ナイトライダー"は何でか知らないけど街路をメインコースにしてるみたいだね」
裏柿ネリカ:「そのせいで衝突事故を起こしてるんだと思うけど……何で人の居るところを走るんだろ」
アーニャ・チャンドラグプタ:「ふーん、生き物なのか機械なのか」
アーニャ・チャンドラグプタ:「やはりメサイアから漂う愛と欲望の爛れた気配が」
アーニャ・チャンドラグプタ:「怪物をも魅了してしまうということなのかっ!」
山茶花セイコ:「何を食べてるんですかねー(じゅるる)」
アーニャ・チャンドラグプタ:「そう、確かに食性の調査は大事だ」
アーニャ・チャンドラグプタ:「UMAの生態を知るための第一歩だからね」
白河ヒバリ:「肉っすよ肉、だってあれティラノサウルスだし」
アーニャ・チャンドラグプタ:「ちなみにヒバリちゃんは普段何食べてんの?」
白河ヒバリ:「湯豆腐とか好きっす」
アーニャ・チャンドラグプタ:「ヘルシーだ……ティラノサウルスのくせに」
白河ヒバリ:「スーツを脱げばただの女学生っすよ~~」
山茶花セイコ:「肉……湯豆腐……肉豆腐……(じゅる)」
アーニャ・チャンドラグプタ:「あー、誰か食べ物持ってない?」
アーニャ・チャンドラグプタ:「セイコちゃんそろそろその辺の草とか食べちゃいそうだから」
裏柿ネリカ:「プロテインバーならあるけど……」バックパックから取り出す。
山茶花セイコ:「プロテインバー!おいしいですよねプロテインバー」
山茶花セイコ:「気付くと10個くらいは食べちゃいます」
白河ヒバリ:「ここ自販機もプロテインしか売ってないっすよ」
白河ヒバリ:「それでもよければっすけど」
鬼柳アサギ:「十分だろう。ほら、セイコ」
鬼柳アサギ:近くの自販機を指さしつつ小銭を握らせてやる。
山茶花セイコ:「えー、買ってきていいんですかー?」
鬼柳アサギ:「これで買えるだけ買っていい。狩りの前には栄養補充も重要だ」
アーニャ・チャンドラグプタ:「アサギちゃんは面倒見がいいよねえ」
アーニャ・チャンドラグプタ:「姉妹みたいだ」
山茶花セイコ:「じゃあ代わりにこれをどうぞー」暗黒空間から鳥の形をしたものを取り出す
アーニャ・チャンドラグプタ:「なんか出たぞ」
鬼柳アサギ:「ありがとう。これは?」 受け取ってから聞く。
山茶花セイコ:「銀河鉄道の夜って知ってますー?」
山茶花セイコ:「鳥捕りのおじさんが捕まえた鳥がお菓子になるんですよー」
山茶花セイコ:「あれですー」
アーニャ・チャンドラグプタ:「あれなの???」
山茶花セイコ:「といっても自作のお菓子ですけどー」
アーニャ・チャンドラグプタ:「ああなんだ」
アーニャ・チャンドラグプタ:「ほんとに本の世界から取って来たのかと思った。うちの生徒ならありえなくもないよね」
アーニャ・チャンドラグプタ:「しかし普通にクオリティが高いな……」
山茶花セイコ:「普通の砂糖菓子かチョコか悩んだんですけどー」
山茶花セイコ:「今回はチョコの隠し味にチキンエキスを入れてみたんです」
鬼柳アサギ:「再現料理という訳か。面白いな。有難くいただこう」
山茶花セイコ:「はいー、美味しくできてるので、ぜひー」
山茶花セイコ:「わたくしはプロテインを買ってきますー」
裏柿ネリカ:「(遊び心ってやつなのかな……ちょっと可愛いな、アレ)」
アーニャ・チャンドラグプタ:「……ん?」
アーニャ・チャンドラグプタ:「最初からこれを食えばよかったのでは……まあいいか」
白河ヒバリ:「時には回り道も必要っすよ」
アーニャ・チャンドラグプタ:「ティラノサウルスはいいこと言うね。それじゃあセイコちゃんがムキムキになっちゃう前に」
アーニャ・チャンドラグプタ:「スピード勝負だ、トランぺッターが動き出したっていう情報も入ってるし」
アーニャ・チャンドラグプタ:「一息入れて取材再開!」
白河ヒバリ:「問題ないっす」
白河ヒバリ:「路上の王を決める者同士、自然とまた巡り合うっす」
裏柿ネリカ:「そんな投げやりな……」
白河ヒバリ:「そういうものなんすよねー」
白河ヒバリ:何の心配もない!という態度である。
裏柿ネリカ:「まあ確かに出てきそうな路を見回るしかないのかな……」
アーニャ・チャンドラグプタ:「ガハハ!なるようになるって!」
アーニャ・チャンドラグプタ:「それが取材の鉄則」
白河ヒバリ:「そうそう、なるなる」
アーニャ・チャンドラグプタ:「さすがティラノちゃんは私のファンだけあって分かってるね~」
白河ヒバリ:「データを使って事前に出現経路を割り出すって手もあるかもしれないっすけど」
白河ヒバリ:「それが可能な計算機を持ってるのはジェネシスの一部の連中くらいなものっす」
鬼柳アサギ:「ふむ。そう言った計算機に心当たりは有るが……街路についてのプロであるヒバリが言うならそちらが定石なのだろう」
アーニャ・チャンドラグプタ:「環境管理局の超演算AIとかね」
アーニャ・チャンドラグプタ:「こないだもうちに来たから取材したかったんだけど」
アーニャ・チャンドラグプタ:「いっつも断られちゃうんだよね~、ちょっとしたインタビュー映像が欲しいだけなのに」
白河ヒバリ:「何度か戦車に追いかけられたことあるっす、まあ自分の方が速かったっすね」フフン
白河ヒバリ:「我々のような者としては捜査は足っす、ドラマで言ってたっす」
裏柿ネリカ:「時々正気に戻るの、やめてくれないかな……」
白河ヒバリ:「自分は常に正気っすけど……」
白河ヒバリ:「相変わらず失礼な子っすね~~」あまり気にしてもいない風に。
山茶花セイコ:「ざらざらざらざら」粉のプロテインをそのままざらざら飲んでいる
GM:---
GM:シーン終了!ロイス取得が可能です。
白河ヒバリ:山茶花セイコ氏に結ぶっす →○わんぱく/食べないでくださいっす~~
鬼柳アサギ:こっちはヒバリちゃんに取ろう〇感心/疑問で
鬼柳アサギ:その道のプロなんだなぁと感心しつつなぜティラノなんだろうと思っています
裏柿ネリカ:うーんうーんロイスは……セイコさんに取ろうかな  好奇心〇/恐怖
山茶花セイコ:鬼柳アサギ/優しい〇/狩人/ロイス
 

MD:3/『イージー・アクション』

GM:では次のシーン
GM:引き続いて情報収集です!シーンプレイヤーはセイコちゃん!
GM:他全員登場可能
白河ヒバリ:58+1d10
DoubleCross : (58+1D10) → 58+5[5] → 63

裏柿ネリカ:裏柿ネリカの侵蝕を1d10(→ 10)増加 (46 → 56)
鬼柳アサギ:鬼柳アサギの侵蝕を1d10(→ 10)増加 (50 → 60)
山茶花セイコ:山茶花セイコの侵蝕を1D10(→ 10)増加 (44 → 54)
GM:今回の判定技能は知覚もしくは任意の知識
山茶花セイコ:今度こそ料理できるじゃん
GM:難易度は合計35、合計70でダメージボーナス、手番が余れば購入機会をゲットだ
GM:レッツトライ!
裏柿ネリカ:またしても大盤振る舞い!
鬼柳アサギ:知覚か なら初手から稼ぎに行こう
鬼柳アサギ:7dx+1
DoubleCross : (7DX10+1) → 10[1,1,2,8,8,9,10]+1[1]+1 → 12

白河ヒバリ:知識:ティラノサウルスで判定するっす
鬼柳アサギ:まあ順当
白河ヒバリ:2dx+1
DoubleCross : (2DX10+1) → 9[9,9]+1 → 10

GM:残り23!
GM:残り13!
裏柿ネリカ:じゃあ知覚で判定~~!
GM:絶対知覚で判定したほうがマシなのに
GM:傾奇おる
裏柿ネリカ:5dx
DoubleCross : (5DX10) → 9[2,7,7,7,9] → 9

GM:残り4!
山茶花セイコ:知識:料理~
山茶花セイコ:6dx+4
DoubleCross : (6DX10+4) → 9[1,1,1,2,6,9]+4 → 13

白河ヒバリ:自分プロっすからね~~
GM:ではクリアー!
GM:今回の情報はシーン内で開示します。
GM:---
GM:レイン学区・市街地
GM:---
GM:君たちは狩人としての知識か、はたまた野生の勘か
GM:ナイトライダーの移動ルートを割り出し、そこへ向かっていた。
GM:時刻はもうじき日没に差し掛かろうとしている。
アーニャ・チャンドラグプタ:「さて、向かう先に果たして"ナイトライダー"は現れるのか」
アーニャ・チャンドラグプタ:「探検隊の面々の表情にも、鋭い緊張感が伺える……!」
アーニャ・チャンドラグプタ:先頭を歩きながら振り返ってみんなにカメラを向けている
裏柿ネリカ:「いつの間にかあたしまで撮られてる……」
白河ヒバリ:「今日は何かレースの予感がするっす」
白河ヒバリ:「楽しみっすね~~」
アーニャ・チャンドラグプタ:「いい気合いだねティラノ隊員」
アーニャ・チャンドラグプタ:「どうかな自信のほどは」
アーニャ・チャンドラグプタ:「好敵手とのレースにかける思いを一言!」
白河ヒバリ:「ふむ……」
白河ヒバリ:「自信は、あるっす、だから走ってるっす」
白河ヒバリ:「ただ……相手もティラノサウルスである以上油断は禁物っす」
白河ヒバリ:「プライドを賭けた路上の生存競争っすね~」
アーニャ・チャンドラグプタ:「うーむ、なるほどなるほど」
アーニャ・チャンドラグプタ:「どちらが生存るか絶滅るか、というわけね」
GM:そんな話をしていると
GM:ずがしゃーん!
GM:「ぎゃーっ!」
GM:進行方向から破壊音と悲鳴!
アーニャ・チャンドラグプタ:「しまった!もうご到着か!」
アーニャ・チャンドラグプタ:「走るよ皆の衆!」
裏柿ネリカ:「へぇ、ほんとに何とかなっちゃった」キャンディを噛み砕き、風を纏って加速する。
鬼柳アサギ:「いよいよ獲物とご対面か。胸が躍るな」 いつも通りの顰め面のまま言ってこちらも駆ける。
白河ヒバリ:「アハハ、来た来た」ぐぐーっと伸び。
白河ヒバリ:「じゃあ行くっすー!」びゅーんと駆け出していく。
山茶花セイコ:「あっよもぎだ~」
山茶花セイコ:「あれっ?」
山茶花セイコ:「あー、みなさんまってくださいー」
GM:君たちが駆けつけた先に見たものは!
一般暴走生徒:「ひ、ひええ」
一般暴走生徒:「お小遣い貯めて買ったうちらのヒノマル号が」
一般暴走生徒:「ほんとに火の丸になっちゃったよぉ~!」
GM:ごうごうと炎上する横転ワゴン車!
GM:辛くも車体から脱出したらしいメサイア生たちが、傍らで呆然とそれを眺めている。
GM:……既に”ナイトライダー”の気配はない。駆け抜けてしまったようだ。
白河ヒバリ:「おや、メラメラ火だるま団」
白河ヒバリ:「ご愁傷さまっす~~」
白河ヒバリ:「そんなものは軟弱なヘタレが入るものとか言ってないでちゃんと保険に入ることっすね!恐竜保険」
裏柿ネリカ:「危ないから離れなよ、爆発するかも」メサイア生の首根っこを掴んで引きずり下がらせる。
GM:そこで……そうですね
GM:一番達成値の高いセイコちゃんが気付きます
山茶花セイコ:おっと
GM:燃えるワゴンをよく見ると……車体の一部が削り取られたように消失している。
GM:それは車体の動力部、エンジンを司る部分であるということも分かる。
山茶花セイコ:「んー?」
山茶花セイコ:「食べたんですかー?」
一般暴走生徒:「そ、そうなんだよ!あいつは食ったんだ……」
一般暴走生徒:「ウチらのヒノマル号、バリバリ噛み砕いて」
一般暴走生徒:「ひぃ~~~ッ!」
鬼柳アサギ:「なるほど。それが目撃者の話に有った捕食か」
白河ヒバリ:「弱肉強食っす、生存競争っす」
一般暴走生徒:「ってうわあ!」
一般暴走生徒:「てぃ、ティラノサウルス!生きていたのか……!?」
裏柿ネリカ:「……知り合い?」
一般暴走生徒:よく見ると、OPで君をひき逃げしたワゴンだということもわかるぞ
一般暴走生徒:「あっやべっ」
白河ヒバリ:「よっす!あれしきのガソリンで自分は倒せないっす!あの勝負は自分の勝利っすね~~」
白河ヒバリ:生き残った方が強いのだ
白河ヒバリ:炎上するヒノマル号がそれを示している。
山茶花セイコ:「ヒノマル号さん、食べられちゃったんですね……しかもこんな中途半端に……」
山茶花セイコ:「よかったらこれ食べて元気出してくださいー、みなさんー」梅干しのおにぎりを一般暴走生徒たちに振舞う
一般暴走生徒:「もぐもぐ……おいしい……」「ありがとう……」「いいひと……」
アーニャ・チャンドラグプタ:「ふーむ、これが奴の捕食活動か」
アーニャ・チャンドラグプタ:「かなりの偏食家みたいだね」
裏柿ネリカ:「そういう問題なのかな……レインの外だとこれ、当たり前なの?」小さな声で
鬼柳アサギ:「肝などの栄養価が高い部位だけを食べるというのは野生動物にはよくあることだ。」
鬼柳アサギ:「セイコにとっては許しがたい行為かもしれないが」
山茶花セイコ:「いえー……そうですねー……普通は食べられない部分は残しますものね……」
山茶花セイコ:「それじゃあ、ナイトライダーさんにとってはエンジンだけが食べる部分ということなのでしょうかー?」
鬼柳アサギ:「ありうるな。あるいは、それがヤツの生存ないし成長に必要な部位なのだろう」
白河ヒバリ:「それ知ってるっす」
白河ヒバリ:「ヒグマは鮭の皮と卵だけ食べてあとは捨てちゃうっす、ナショナルジオグラフィックチャンネルで見たっす!」
白河ヒバリ:「ナショナルジオグラフィックチャンネルは頂点捕食者について教えてくれるっす、恐竜回もあるっす、オススメっす」
アーニャ・チャンドラグプタ:「チュパカブラだって骨と肉は食べないからね」
山茶花セイコ:「なんだかみんなもったいないですねー」
アーニャ・チャンドラグプタ:「セイコちゃんはお残ししないもんねえ」
アーニャ・チャンドラグプタ:「結局岩も完食してたし」
山茶花セイコ:「はいー!骨も種もおいしいですよー!」
裏柿ネリカ:「大きくなるためにエンジンを食べてるって事?ってことは……車目当てで街路を走ってるのか」
鬼柳アサギ:「……だとすれば、だ。奴の目を引くような車体なりエンジンを用意することで」
鬼柳アサギ:「ナイトライダーを誘き寄せることが出来るかもしれないな」
アーニャ・チャンドラグプタ:「なるほど、それは確かにいいアイデアだ。流石はハンターだねアサギちゃん」
鬼柳アサギ:「罠を使わない猟であっても獲物の誘導は重要だからな。餌を使ってのそれは基本中の基本と言える」
アーニャ・チャンドラグプタ:「出現してから追いかけるんじゃ間に合わないのは今回で分かったし」
アーニャ・チャンドラグプタ:「ドンピシャの待ち伏せに絞った方がよさそうだね」
裏柿ネリカ:「……追いつけないってとこだけはちょっと癪だけど。作戦自体は賛成」
白河ヒバリ:「食べるために走っているだなんて……」
白河ヒバリ:「ちょっと上をいかれた気持ちっす……」
白河ヒバリ:「クッ、所詮自分のやってることはお上品なスポーツなのっす……?」なんだか落ち込んでいる。
山茶花セイコ:「運動するとご飯おいしいですものねー」
裏柿ネリカ:「頂点捕食者、しっかりしてよ。"モヤモヤ"するから証明するんじゃなかったの?」
裏柿ネリカ:「走る前にギブアップ?」ちょっとだけ挑発的に。
白河ヒバリ:「誰もそんなことは言ってないっす」ムッと背筋を伸ばす。
白河ヒバリ:「ま、スポーツマンにはスポーツマンなりの矜持ってものがあるっすね」
白河ヒバリ:「オリンピック選手が殺し屋より絶対に弱い道理は無いっす、そういうものっす」
白河ヒバリ:なんだか納得したようだ。
アーニャ・チャンドラグプタ:「アスリートとアスリートの美しき友情だね」
アーニャ・チャンドラグプタ:「いいよいいよーいい画が撮れてるよー」
GM:---
GM:シーン終了、ロイスのみ可能です。
白河ヒバリ:鬼柳アサギ氏に結ぶっす! →○ジオグラフィックっす!/狩らないでくださいっす~
裏柿ネリカ:アサギさんへ取得。  頭良さそう〇/……もしかしてこの人もちょっと変?
山茶花セイコ:保留かなー
鬼柳アサギ:こっちはひとまず保留で
 

MD:4/『モチベーター』

GM:では次!ミドル戦闘のシーンです!
GM:全員登場だ!
鬼柳アサギ:鬼柳アサギの侵蝕を1d10(→ 6)増加 (60 → 66)
裏柿ネリカ:裏柿ネリカの侵蝕を1d10(→ 4)増加 (56 → 60)
山茶花セイコ:山茶花セイコの侵蝕を1D10(→ 9)増加 (54 → 63)
白河ヒバリ:63+1d10
DoubleCross : (63+1D10) → 63+2[2] → 65

GM:---
GM:レイン学区・スクラップ集積場
GM:---
GM:深夜、鉄工所近くのスクラップ集積場。
GM:無秩序に積み重ねられた鉄くずたちの山に月明かりが差し込む。
アーニャ・チャンドラグプタ:「はい、というわけでね」
アーニャ・チャンドラグプタ:ぽんぽんと山の上に置いた純白の箱を掌で叩く
アーニャ・チャンドラグプタ:「こちらに取り出したるは我がジェネシスが誇る新世代型四駆エンジンの最新モデル」
白河ヒバリ:「カッコいいっす~~!」
白河ヒバリ:「速く走るためのものはなんであれカッコいいっす~!素敵っす~~!」
山茶花セイコ:「美味しそうですねー」
アーニャ・チャンドラグプタ:「モノの質が関係あるのかどうかは分かんないけど、どうせなら釣り餌も高級品がいいかと思ってさ」
アーニャ・チャンドラグプタ:「クォンちゃんのとこから『拾って』きちゃった 」
裏柿ネリカ:「こんなトコにそんな大層なモノある訳ないとは思ったけど……めちゃくちゃするね」
鬼柳アサギ:「随分奮発したものだとは思ったが。大丈夫なのか、それは」
アーニャ・チャンドラグプタ:「大丈夫大丈夫!」
アーニャ・チャンドラグプタ:「この映像が配信されればサブスクで大儲け間違いなしだし!」
アーニャ・チャンドラグプタ:「ギャラはそれで払えばいいから」
アーニャ・チャンドラグプタ:「それにさ、どんな最新鋭の貴重な機材だったとして」
アーニャ・チャンドラグプタ:「エキサイティングな映像のためなら、引き換えにしてはならないものなんて」
アーニャ・チャンドラグプタ:「この世にはなくない?」
アーニャ・チャンドラグプタ:「ないよね?」
アーニャ・チャンドラグプタ:目が据わっている。
裏柿ネリカ:「あなた達のプロデューサー、なんか怖いんだけど……ちゃんと寝てる?」ひそひそ
鬼柳アサギ:「不眠症持ちとは聞いていないな。番組を取るためならアレくらいの目はいつもしてるぞ」
白河ヒバリ:「よく寝てる方っす」
白河ヒバリ:「ジャングルのチャンドラはもっとすごいっす」
白河ヒバリ:「チャンネル観るっすよ」
山茶花セイコ:「よく食べてよく寝るのが一番ですよー」
アーニャ・チャンドラグプタ:「それじゃあ隊員諸君!配置に付け!」
アーニャ・チャンドラグプタ:「闇を彷徨うスピードモンスター、捕獲作戦の始まりだっ!」
白河ヒバリ:「おー!」パタパタと走っていく。
裏柿ネリカ:「……まあ、何かに夢中になれるのは良い事だよね」呟き、指示通りに動く。
鬼柳アサギ:慣れた様子で指示された位置につくと、その姿が周囲に融け込むように見えなくなる。
山茶花セイコ:「美味しそうなのが来るといですねー」さっと隠れる
GM:君たちは姿を隠して息を殺す。
GM:やがて
GM:ざざざざっ
GM:ざざざざざざっ
GM:がざざざざざざっ!!
GM:白河ヒバリだけには聞き覚えのある、異様な足音が
GM:急速に近づいてくる!
”ナイトライダー”:「……ギィ―ッ」
”ナイトライダー”:「ギシュッ、ギシュッ」
”ナイトライダー”:白い箱の前に停止し
”ナイトライダー”:それを覆うように体を変形させる。
白河ヒバリ:「(来たっす~~)」コショコショ
裏柿ネリカ:「…………困ったな、文字が読めるようには見えない」ぼやく。
”ナイトライダー”:ばり ごり めぎ
”ナイトライダー”:幕のようになった体の内側から、異様な音が鳴る。
山茶花セイコ:「……おいしいのかな……」
アーニャ・チャンドラグプタ:「……よォし」
アーニャ・チャンドラグプタ:「いまだ隊員たち!奴が餌に夢中になってるうちに囲め囲め!」
アーニャ・チャンドラグプタ:「ご覧の皆さん!我々はついにレイン地区の怪生物『ナイトライダー』の異様をカメラに収めました!」
アーニャ・チャンドラグプタ:「これは伝説的な衝撃映像になるでしょう!」
”ナイトライダー”:「!」
”ナイトライダー”:四方から君たちに囲まれ、たじろいでいるようだ。
白河ヒバリ:「うーん、ティラノというよりディノニクスの所業っす~あまり気は進まないっす~~」
白河ヒバリ:「でも義理は果たすっす~~」カコミカコミ
鬼柳アサギ:「ふむ。トドメどころか一撃も入れていない獲物の前に姿を現すのは妙な気分だな」 そう呟きつつ隠密を解いて。
山茶花セイコ:「エンジンっておいしいんですか~?」
裏柿ネリカ:「……収めたは良いけど。これ、結果的にどうするのが目的なわけ?」ナイトライダーの背後に陣取る。
アーニャ・チャンドラグプタ:「当然、捕獲だよ!捕獲!」
アーニャ・チャンドラグプタ:「探検隊の大団円は怪生物の捕獲と相場が決まってるんだから!」
裏柿ネリカ:「生け捕りね、それは助かるよ。一応この子に届けないといけない荷物がまだ残ってるし」
鬼柳アサギ:「捕獲は勿論、私とセイコの目的で言えば実食だな。それが出来るかの挑戦と言い換えても良いが」
鬼柳アサギ:「それに関しては捕獲した後こちらで勝手にやる」
山茶花セイコ:「やりますー!」
”ナイトライダー”:「ギッ、ギギッ」
”ナイトライダー”:赤い目が君たちを見回すようにぎょろりと光り
”ナイトライダー”:めぎ めぎめぎ
”ナイトライダー”:さらなる異音が体内から響く。
アーニャ・チャンドラグプタ:「ん?これは」
アーニャ・チャンドラグプタ:「何の音?」
裏柿ネリカ:「……やな予感」顔を顰める。
”ナイトライダー”:激しく振動し
”ナイトライダー”:足をバタバタと振り回して
”ナイトライダー”:めぎめぎめぎっ
”ナイトライダー”:ぶづんっ!!
ナイトライダー(自切体):「ぎしゃあああああっ!!」
ナイトライダー(自切体):二匹に分裂する!
裏柿ネリカ:「ひっ」思わず二歩程下がる
アーニャ・チャンドラグプタ:「なにーっ!」
白河ヒバリ:「た、単性生殖したっすーーーーー!!!」
白河ヒバリ:「映画のやつっす!遺伝子操作っす!スピルバーグっす~~~~!!!」ぎゃーぎゃー
山茶花セイコ:「わあー!」
山茶花セイコ:「食べる部分がふえましたー!」
ナイトライダー(自切体):「ぎしゃーっ!!」
ナイトライダー(自切体):分裂した個体が君たちへと突っ込み
”ナイトライダー”:その隙に本体は逃げ出していく。
白河ヒバリ:「あーーー、待つっす!勝負しろっすーーー!!」
鬼柳アサギ:「分裂か。蜥蜴の尻尾切りにも似たものが有るが、この場合はむしろプラナリアが近いか?」
鬼柳アサギ:「ただ筋肉の収縮だけで動いているようには見えないが、果たして脳は……」
裏柿ネリカ:「なんでそんな冷静なの……!」冷や汗を浮かべながらホルスターから拳銃を引き抜く。
アーニャ・チャンドラグプタ:「その辺りの生態も気になるとこだけど」
アーニャ・チャンドラグプタ:「今は生存優先!カメラ回すやつがいなくなるからね!」
GM:というわけで
GM:ミドル戦闘に入ります!
裏柿ネリカ:ヤッゾ!
白河ヒバリ:ギャオギャオ
GM:エネミーの行動値は22、相対距離は10m
GM:セットアップから!
ナイトライダー(自切体):加速装置
ナイトライダー(自切体):行動値を+20し42に
山茶花セイコ:なんもない!
鬼柳アサギ:なし!
白河ヒバリ:スピードスターっすー!
白河ヒバリ:使うっす!侵食+5っす!以上っす!
裏柿ネリカ:スピードスター起動します
裏柿ネリカ:裏柿ネリカの侵蝕を5(→ 5)増加 (60 → 65)
GM:シーン1なんだよなーこれ
GM:強いのよ
GM:ではまず自切体の手番!
白河ヒバリ:はやいっす~!
ナイトライダー(自切体):マイナーで接敵し、メジャーでコンセ+アームズリンク+MAXボルテージ+獅子奮迅
ナイトライダー(自切体):範囲攻撃をくらえっ
ナイトライダー(自切体):14dx7
DoubleCross : (14DX7) → 10[1,1,2,5,5,6,7,7,7,9,9,9,9,10]+10[3,5,5,5,9,9,10,10]+5[1,2,5,5] → 25

ナイトライダー(自切体):リアクションせよ!
鬼柳アサギ:一応ドッジ
鬼柳アサギ:2dx
DoubleCross : (2DX10) → 6[4,6] → 6

山茶花セイコ:2dx
DoubleCross : (2DX10) → 10[6,10]+7[7] → 17

ナイトライダー(自切体):あとはリア不!ダメージいくぞっ
ナイトライダー(自切体):3d10+19
DoubleCross : (3D10+19) → 19[8,6,5]+19 → 38

ナイトライダー(自切体):諸々有効だ!
山茶花セイコ:死!リザレクト!
裏柿ネリカ:ひょ~~吹き飛び!リザレクト~~!
裏柿ネリカ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 4

山茶花セイコ:山茶花セイコの侵蝕を1D10(→ 4)増加 (63 → 67)
白河ヒバリ:リザレクトっす!
白河ヒバリ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 10

白河ヒバリ:ひえ~
鬼柳アサギ:こっちもリザレクト!
鬼柳アサギ:鬼柳アサギの侵蝕を1d10(→ 5)増加 (66 → 71)
鬼柳アサギ:鬼柳アサギのHPを5(→ 5)に変更 (23 → 5)
GM:では続いてネリカちゃんの手番!
裏柿ネリカ:ナイトライダー(自切体)へ攻撃!マイナーでエフェクトシューターを装備して……
裏柿ネリカ:『EX:もう一周してこようか?』<音速攻撃+スピードスター効果+コンセ>ダイス+lv個、C値-3、攻撃力に+行動値。侵蝕5
裏柿ネリカ:8dx+2@7
DoubleCross : (8DX7+2) → 10[3,5,5,5,7,7,7,9]+6[1,3,5,6]+2 → 18

裏柿ネリカ:げっ
ナイトライダー(自切体):うははは
ナイトライダー(自切体):かわしちゃうぜ~
ナイトライダー(自切体):7dx+3
DoubleCross : (7DX10+3) → 7[1,1,3,4,4,5,7]+3 → 10

ナイトライダー(自切体):なにぃ!
ナイトライダー(自切体):ダメージどうぞ!
裏柿ネリカ:よ、良かった……!あとすみません、エフェクトシューターの命中補正で達成値は17でした!
裏柿ネリカ:2d10+36
DoubleCross : (2D10+36) → 14[6,8]+36 → 50

ナイトライダー(自切体):ダメージでっけえなおい!
ナイトライダー(自切体):みんな大好き電磁反応装甲を2枚切る!
ナイトライダー(自切体):装甲を含めてノーダメージ!
裏柿ネリカ:やりおる……
GM:続いてヒバリくんどうぞ!
白河ヒバリ:やるっすー!
白河ヒバリ:ノーマルスキル:どかないと怪我するっすよ~→《C・エンジェルハイロウ》+《光の舞踏》 侵食+4
白河ヒバリ:7dx@8
DoubleCross : (7DX8) → 10[2,2,3,4,8,8,8]+10[1,1,9]+6[6] → 26

ナイトライダー(自切体):8でここまで回す!
ナイトライダー(自切体):勇者だぜ
ナイトライダー(自切体):回避!
ナイトライダー(自切体):7dx+3
DoubleCross : (7DX10+3) → 10[3,8,8,9,9,9,10]+1[1]+3 → 14

白河ヒバリ:危ないところだったっす~
ナイトライダー(自切体):おにょれ~
ナイトライダー(自切体):ダメージどうぞ!
白河ヒバリ:3d10+9+7+5
DoubleCross : (3D10+9+7+5) → 12[2,9,1]+9+7+5 → 33

GM:ハーケンが7で、行動値が21でしょ
GM:固定値は28だから、ダメージ40ではないだろうか
白河ヒバリ:40っす~!お騒がせしましたっす~!
ナイトライダー(自切体):ひゃっはー!
ナイトライダー(自切体):電磁反応装甲2枚切って無効だぜ!
裏柿ネリカ:硬すぎ!
白河ヒバリ:なんと!
山茶花セイコ:めっちゃ硬いじゃん
GM:では続いてアサギくん!
鬼柳アサギ:OK.
鬼柳アサギ:まずマイナー。SS『始まるは大捕り物』:陽炎の衣LV2を使用。
鬼柳アサギ:→メインプロセス終了まで隠密状態になる、1シーン2回、侵蝕+2
鬼柳アサギ:そしてメジャーはEX『生まれつきの借り物』:零距離射撃LV1+見えざる死神LV3+コンセントレイトLV3。
鬼柳アサギ:→判定のD+2、射程を至近に書き換え、攻撃力+9、判定のC値-3(下限7)、侵蝕+8
鬼柳アサギ:対象は勿論ナイトライダーで。判定行きます。
鬼柳アサギ:あっいや宣言忘れてた オートでケースからサイレントシーカーを装備。改めて撃ちます
ナイトライダー(自切体):きな!
鬼柳アサギ:9dx7+2
DoubleCross : (9DX7+2) → 10[2,3,4,6,8,8,8,9,10]+10[1,1,6,8,9]+10[1,7]+1[1]+2 → 33

ナイトライダー(自切体):回避!
ナイトライダー(自切体):7dx+3
DoubleCross : (7DX10+3) → 8[1,3,4,6,7,7,8]+3 → 11

ナイトライダー(自切体):ぐぬぬ
ナイトライダー(自切体):ダメージこい!
鬼柳アサギ:ではPS『我は命を狩るもの』:デスストーカーLV4の効果も込みで……
鬼柳アサギ:4d10+10+20+9+2d10
DoubleCross : (4D10+10+20+9+2D10) → 17[1,10,4,2]+10+20+9+10[7,3] → 66

ナイトライダー(自切体):でっけえなオイ!
ナイトライダー(自切体):130ミドルの火力じゃないよこいつら!
ナイトライダー(自切体):電磁反応装甲3枚切って看板!
GM:でもって最後はセイコちゃん!どうぞ!
山茶花セイコ:みんな火力ヤバいなあ!
山茶花セイコ:接敵されてるから移動はいらないな、メジャー!
山茶花セイコ:〈コンセントレイト:ノイマン〉+〈コントロールソート〉+〈コンバットシステム〉+〈巨人の斧〉
山茶花セイコ:とにかく撃ちます~!
ナイトライダー(自切体):かかってきやがれ~
山茶花セイコ:9dx8
DoubleCross : (9DX8) → 10[1,1,3,5,6,7,9,10,10]+10[2,9,9]+5[1,5] → 25

ナイトライダー(自切体):8で回すなーこいつら!
ナイトライダー(自切体):回避!
ナイトライダー(自切体):7dx+3
DoubleCross : (7DX10+3) → 10[2,2,2,3,5,6,10]+5[5]+3 → 18

ナイトライダー(自切体):くっそおおお
ナイトライダー(自切体):もっと早く出ていれば……!
ナイトライダー(自切体):ダメージどうぞ!
山茶花セイコ:ショットガンだからエンゲージでダメージが増える!
山茶花セイコ:3d10+5+2+9
DoubleCross : (3D10+5+2+9) → 18[6,8,4]+5+2+9 → 34

ナイトライダー(自切体):ぐへえええ
ナイトライダー(自切体):HPは普通だ!そのまま倒れます
山茶花セイコ:やったー
ナイトライダー(自切体):しかし《自爆装置》ッ!
山茶花セイコ:なにっ
裏柿ネリカ:うわっ
白河ヒバリ:なにっ
ナイトライダー(自切体):てめえらまとめて道連れだあああ!
鬼柳アサギ:げっ
ナイトライダー(自切体):8d10
DoubleCross : (8D10) → 36[8,4,2,7,4,2,2,7] → 36

ナイトライダー(自切体):軽減不可ダメージ36点!!
裏柿ネリカ:ブラックドッグはやはり卑劣……ッ リザレクト!
鬼柳アサギ:仕方ない リザレクト
山茶花セイコ:リザレクトー
鬼柳アサギ:鬼柳アサギの侵蝕を1d10(→ 7)増加 (81 → 88)
山茶花セイコ:山茶花セイコの侵蝕を1D10(→ 2)増加 (67 → 69)
裏柿ネリカ:裏柿ネリカの侵蝕を1d10(→ 3)増加 (74 → 77)
白河ヒバリ:おにょれー リザレクト
白河ヒバリ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 1

鬼柳アサギ:鬼柳アサギのHPを7(→ 7)に変更 (5 → 7)

ナイトライダー(自切体):「ぎしゃああああッ!!」
ナイトライダー(自切体):ぎゃぎゃぎゃぎゃりんッ!
ナイトライダー(自切体):鋼鉄の多足で地を蹴り、大質量を無理矢理に突き進める強引な加速!
ナイトライダー(自切体):全身に纏われた鋼線とケーブルの外套は
ナイトライダー(自切体):生半可な迎撃を弾き、本体にはダメージひとつない!
ナイトライダー(自切体):どっ ぐしゃあああああッ!!
ナイトライダー(自切体):黒い嵐のように君たちを吹き飛ばす!
裏柿ネリカ:「………ん、ぐっ!」弾き飛ばされ、建物を支える柱に激突。たまらず息を吐き出す。
山茶花セイコ:「ひゃあああー」ふきとぶ
白河ヒバリ:「ぎゃおーーー!」コンテナにティラノ型の穴を空ける
アーニャ・チャンドラグプタ:「ぐおおおお」
アーニャ・チャンドラグプタ:「カメラだけは!カメラだけはああああ!!」
アーニャ・チャンドラグプタ:カメラを抱えたまま転がる
ナイトライダー(自切体):ずぎゃぎゃぎゃっ!
ナイトライダー(自切体):鉄筋のような足を増やし、無理矢理に制動
ナイトライダー(自切体):そしてUターン!再び向かってくる!
裏柿ネリカ:「こ……のッ!」空中で姿勢を素早く制御、叩きつけられた柱を蹴り上げて高く飛び上がる。
裏柿ネリカ:ナイトライダーに向けて発砲。同時、ネリカの身体を包む旋風が勢いを増し──音のその先、弾丸の飛翔速度を超える。
裏柿ネリカ:ゆっくりとナイトライダーへ向かう弾丸を急かすように、回し蹴りを叩き込むと
裏柿ネリカ:エフェクトの力を受けて威力を増加させる特殊な弾丸が唸りを上げてナイトライダーへ迫る!
ナイトライダー(自切体):「!」
ナイトライダー(自切体):ぎゅぎぎぃん!
ナイトライダー(自切体):外套の一部がちぎれ飛ぶ!
裏柿ネリカ:「かったいなぁ!もう!」空中で身を翻し、着地。
白河ヒバリ:「もーー!行っちゃったじゃないっすか!」
白河ヒバリ:続けざまに飛来する肉食竜のシルエット!
白河ヒバリ:「自分、荒事はそんなに得意じゃないんすけどねー」
白河ヒバリ:ノヴァリスに生きる大部分の生徒がそうであるように、白河ヒバリもまた銃器を携帯している。たしなみだ。
謎のロボAI:「ええとですね、聞いてます?だからそのスーツはですね、区分としては銃器なんですよ」
白河ヒバリ:いつだったか謎のスポンサーはそう言っていた。
白河ヒバリ:たしか……テクノ・ライズ・えくすぷろーじょん……ええと、なんだっけ
白河ヒバリ:兎に角略してT-REXである。
白河ヒバリ:引き金を引く、内部に充填されていた液体火薬が炸裂。ヒバリ自身を銃身としてエネルギーは一点を目指す。
白河ヒバリ:爪先、スーツの特殊素材が衝撃で硬化、とある形状へ。
白河ヒバリ:分厚く、重たい刃、肉食竜の爪である!
白河ヒバリ:見た目はポリエステルの空気注入式コスプレスーツであるが、侮ることなかれ!
白河ヒバリ:それにはジェネシスインダストリアルアカデミーおよびにブラックマーケットの最新技術がふんだんに使われているとかいないとか。
白河ヒバリ:「どっせーーーい!!!」
白河ヒバリ:斬撃を乗せた高速の蹴りが異形の怪物へと吸い込まれる!
ナイトライダー(自切体):ざ ぎゅん !!
ナイトライダー(自切体):さらに一部が引き裂かれ、はぎ取られる!
鬼柳アサギ:続けての弾丸は音もなく放たれた。
鬼柳アサギ:位置はナイトライダーの真後ろ。それもあと一歩も後ずされば触れかねないほどに近く。
鬼柳アサギ:隠密行動の肝要とは隠れる事そのものではない。獲物の意識の間隙、その油断を貫くこと。
鬼柳アサギ:そして鬼柳アサギにはその油断を知る術がある。油断そのものを知るというよりは逆説的な物ではあるが。
鬼柳アサギ:端的に言えば。彼女は自身の優れた感覚を自在に接続する。例えば視覚と嗅覚、例えば味覚と色覚。
鬼柳アサギ:そして触覚と味覚。すなわち、自身の肌に触れる他者の視線を味として知覚する。
鬼柳アサギ:舌に触れていた筈の味が消えたなら、それは自身という存在が完全に獲物の視界から逃れたことを意味する。
鬼柳アサギ:故に引鉄を引いた。テイザー銃は今日も忠実に役目を遂行し、弾丸替わりの雷をナイトライダーへと突き立てる。
鬼柳アサギ:「視覚面だけの間に合わせの隠密だったが。鼻は利かないようで何よりだ」
ナイトライダー(自切体):「ギッ」
ナイトライダー(自切体):「ギャアアアアアッ!」
ナイトライダー(自切体):波状攻撃によって外装を吹きとばされ、フレームが剥き出しになる
ナイトライダー(自切体):無数のエンジンを寄り集めたような心臓部を晒して
ナイトライダー(自切体):走り出す、本体が消えた方向へと
ナイトライダー(自切体):再び統合を果たそうとする。
山茶花セイコ:「まあまあー」
山茶花セイコ:「だめですよー、今更逃げ出すなんてー」しゅ……っと、普段と似つかない素早い移動
山茶花セイコ:当然だ。料理は手際がよくなければできないのだから
山茶花セイコ:ロイヤルサバイバル部においても狩りをすることは珍しくない
山茶花セイコ:もし決定的に普通の狩りと違う点があるとすれば……それはセイコの場合ではあるが、彼女は逃がさないし、待たない
山茶花セイコ:すぐさま調理に移れるように、至近距離にて一気に仕留める
山茶花セイコ:ガツンッ
山茶花セイコ:「つーかまーえた」
山茶花セイコ:ショットガンを外れた装甲に直接ねじ込み露出したエンジンに弾をぶち込む
ナイトライダー(自切体):「ギャッギギッ」
ナイトライダー(自切体):機体内で数度のマズルフラッシュがはじけ
ナイトライダー(自切体):統合を失った四肢がバラバラと解けながら停止した
山茶花セイコ:「ええっ……とりあえず……このケーブル部分は……煮込む……?」

GM:戦闘終了!君たちの勝利だ!
GM:……怪物の分体が破壊され、処理場は夜の静寂を取り戻す。
GM:本体は既に離脱して気配はない。
GM:しかしスクラップの影から、一つの影が近づいてくる。
ペーラ・ロッサ:「いや~」
ペーラ・ロッサ:「強いね、アンタら。たまげたよ」
ペーラ・ロッサ:咥え煙草と、鼻の頭のそばかすが目立つひょろりと背の高い女。
ペーラ・ロッサ:その上着には髑髏と天使の羽のマーク……"トランぺッター"のシンボルが刺繍されている。
白河ヒバリ:「げっ」
ペーラ・ロッサ:「オラ、白河ヒバリ」
ペーラ・ロッサ:「おめー停学謹慎処分のはずだよなあ」
ペーラ・ロッサ:「申し開きがあれば聞くけど?」
裏柿ネリカ:「……マジか」
鬼柳アサギ:「停学処分中だったのか。メサイアでそういった手続きが取られることは稀だと思っていたが」
山茶花セイコ:「んー、んーう」突っ込んだショットガンを引き抜いている
ペーラ・ロッサ:「こいつは特別なの、ただのイカれコスプレランナーならいいけど」
ペーラ・ロッサ:「道路壊すんだもん」
白河ヒバリ:おもわず逃げようとする、が。
白河ヒバリ:「(いや、待つっす、今の自分は無辜のティラノサウルス……)」
白河ヒバリ:「(下手に喋らなければ中身が停学中の白河ヒバリであることはバレないはず……)」
白河ヒバリ:「ギャオウ?(裏声)」
ペーラ・ロッサ:「ほー、たまたま通りかかった一般ティラノサウルスちゃんか」
ペーラ・ロッサ:手をかざすと
ペーラ・ロッサ:ぎゅん!とヒバリの体が不可視の力で引き寄せられ、喉元に手がかかる
白河ヒバリ:「んぎゃーーー!なんでバレてるっす!?」
白河ヒバリ:「さては自分のファンっすか!?ティラノサウルスレース部は新入部員を募集しております!!!」
ペーラ・ロッサ:「常識的に考えてバレるに決まってんだろ、アホたれ」
ペーラ・ロッサ:ふかーっとスーツの吸気口から煙草の煙を吐き掛けている
ペーラ・ロッサ:「このまま燻製にしちゃおっかな~」
白河ヒバリ:「さては……」
白河ヒバリ:「アンタもアレを狙ってたっすね」
白河ヒバリ:「それでノヴァリス最速であるところの自分を、ライバルとして当然マークしていた……」
白河ヒバリ:「そのスピードへの情熱は認めるけど、やり方が陰湿っす~~~!!」
ペーラ・ロッサ:「アホがアホの勘違いをするな」
白河ヒバリ:「じゃあなんなんすか!!」じたばた
ペーラ・ロッサ:「ここに来たのは単にお前の身柄確保のためだよ」
白河ヒバリ:「えっ!?」
白河ヒバリ:「えっ」
白河ヒバリ:「えーーーーーーー!?」
ペーラ・ロッサ:「えーじゃない」
ペーラ・ロッサ:「お前自分がどんだけ目立つと思ってんだ」
ペーラ・ロッサ:「こっちにバレない理由がねえだろうが」
白河ヒバリ:「助けてーーーー!あの窓のない部屋はもう嫌っすーーーー!!!暗いっすーーーー!!!」
白河ヒバリ:皆を(スーツの中で)見回して、縋るように喚く。
白河ヒバリ:「それにこの二本の爪じゃあ反省文は書きにくいっす……たいへんっす」しくしく
山茶花セイコ:「?」ずっとショットガンを引き抜いていたので何も状況を把握できてない
ペーラ・ロッサ:「えーっと」
ペーラ・ロッサ:「そっちの、レインの『運び屋』だな」
ペーラ・ロッサ:「うちの学区のアホがご迷惑をおかけしました」
裏柿ネリカ:「……いや、まあ私自体は特に」面食らって目を見開く。
ペーラ・ロッサ:「メサイアトランぺッター捜査員のペーラ・ロッサだ」
ペーラ・ロッサ:「"ホーダウン"とか呼ばれることもある、まあよろしく」
裏柿ネリカ:「……よろしく。よその学区までご苦労様だね」
白河ヒバリ:「そうっす!こいつ暇っす!」
ペーラ・ロッサ:「現在進行形で忙しいのは」
ペーラ・ロッサ:「誰のおかげだぁ~?ああ~~?」
ペーラ・ロッサ:ぐりぐりぐり
白河ヒバリ:「停学謹慎無視なんて皆当たり前にしてるっす!」
白河ヒバリ:「なんで走ってるだけの自分を捕まえにこんなとこにわざわざ来たっすか!!」
山茶花セイコ:「当たり前なんですかー」
白河ヒバリ:「ウチじゃ常識っす」
鬼柳アサギ:「停学無視が当たり前か……。噂には聞いていたが、流石だなメサイア」
ペーラ・ロッサ:「それ以上身内の恥部を晒すようなら」
ペーラ・ロッサ:「燻製じゃなくて直火のバーベキューだな面白トカゲ」
白河ヒバリ:「メサイアに元からこれ以上悪くなる心象なんてないっす!!!」
裏柿ネリカ:「ふふ、面倒見のいい人に見つかっちゃったね」
ペーラ・ロッサ:「……で、だ」
ペーラ・ロッサ:「こいつの丸焼きショーは後に回すとして」
ペーラ・ロッサ:「トランぺッターとしてのあたしの任務はここで終わりなんだけど」
ペーラ・ロッサ:「こいつの体たらくについて目を瞑ってほしい……迷惑料という意味で」
ペーラ・ロッサ:「『運び屋』、あんたの仕事を手伝いたいと考えてる」
ペーラ・ロッサ:「それにジェネシスの人らも、目的はさっきの奴だろ」
白河ヒバリ:「こ、この扱いはあんまりっす!自分はこの人達に協力してあげてたっす!」
白河ヒバリ:「感謝される側っす!!」
ペーラ・ロッサ:「……そのくらい、調べはもうついてるよ」
ペーラ・ロッサ:「いいから静かにしてろ、お前にとっても悪い話じゃない」
裏柿ネリカ:「……ほんとに面倒見良いんだ。びっくりした」
ペーラ・ロッサ:「一応、どん底状態のメサイアのイメージ回復がウチの目的でやってるからね」
ペーラ・ロッサ:「レイン学区の問題は、メサイア学区の問題でもあるしね」
鬼柳アサギ:「なるほど。つまりだ」
鬼柳アサギ:「停学処置を受けているヒバリに対し、別学区の人間に対する協力というプラス要素を付与してやりたいということだな」
ペーラ・ロッサ:「……見方はアンタらに任せるよ」
ペーラ・ロッサ:「こいつもバカではあるが、クズじゃなさそうだし」
裏柿ネリカ:「アハハ、うん。あたしはぜひお願いしたいな。手は多い方が良いし、タダで使えるならより良い」
裏柿ネリカ:「それに……まあ、白河があたしの手伝いしてくれてたのはほんとだし」
白河ヒバリ:「……ザウルス」(様々な感情の入り混じった鳴き声)
鬼柳アサギ:「私からも是非頼みたい。何せ今回の獲物はスピード型だ。」
鬼柳アサギ:「今回持ち込んだ短射程テイザー銃では少々分が悪い」
鬼柳アサギ:「スピード自慢の助けは幾ら居ても余ることは無いだろう」
山茶花セイコ:「えーとー」
山茶花セイコ:「大丈夫ですー」特に何もわかってないけど返事
ペーラ・ロッサ:「じゃあ改めて、こっちの持ってる情報とそっちの持ってる情報を擦り合わせるとしようか」
アーニャ・チャンドラグプタ:「ふむふむ、つまりこういうことね」
アーニャ・チャンドラグプタ:「探検隊に新たな仲間が加わった!」
アーニャ・チャンドラグプタ:「ぱぱぱぱーん!」
白河ヒバリ:「(ぜ、ぜったいおかしいっす!)」
白河ヒバリ:「(わざわざ他校区まで……自分らのとこで手一杯のはずっす……)」
白河ヒバリ:「(さては……あの謎の走り屋の正体は……)」
白河ヒバリ:「(うちの生徒っすね!?)」冴えわたるディノ・ブレイン
ペーラ・ロッサ:ずばし
ペーラ・ロッサ:着ぐるみにローキックをいれる
白河ヒバリ:「いだっ、なんでっ!?」
ペーラ・ロッサ:「いやなんか」
ペーラ・ロッサ:「またろくでもないアホ勘違いしてそうだったから……」
白河ヒバリ:「お、横暴っす~~」
ペーラ・ロッサ:「横暴を訴えんな、ティラノサウルスが」
裏柿ネリカ:「仲いいんだね」ふっと笑う
GM:---
GM:というわけでシーンは終了!
GM:ロイスと購入が可能です
白河ヒバリ:ロイスは保留っす!
白河ヒバリ:うおー!勝負服よこすっすー!
GM:性懲りもなく!
白河ヒバリ:3dx+1>=20
DoubleCross : (3DX10+1>=20) → 7[1,4,7]+1 → 8 → 失敗

白河ヒバリ:惜しかったっす~
GM:かすりもせぬわ
鬼柳アサギ:ロイスはこっちも保留 またシューターズジャケットチャレンジでもしようかな
鬼柳アサギ:手配師も使おう
鬼柳アサギ:6dx+1>=12
DoubleCross : (6DX10+1>=12) → 8[1,1,4,4,4,8]+1 → 9 → 失敗

鬼柳アサギ:回らんかあ 以上!
裏柿ネリカ:ロイスは満タン、購入は……たいして期待できませんがシューターズジャケットを。
裏柿ネリカ:2dx>=12
DoubleCross : (2DX10>=12) → 5[2,5] → 5 → 失敗

裏柿ネリカ:応急キット使って終わりにしよう
裏柿ネリカ:2d10+4
DoubleCross : (2D10+4) → 7[4,3]+4 → 11

山茶花セイコ:ロイスは保留!
山茶花セイコ:一応回復はしておこうかな
山茶花セイコ:2+2d10
DoubleCross : (2+2D10) → 2+3[1,2] → 5

山茶花セイコ:おおう・・・
山茶花セイコ:私も手配師使ってシューターズジャケット狙ってみよう
山茶花セイコ:6dx+4=>12
DoubleCross : (6DX10+4>=12) → 10[3,4,6,8,8,10]+9[9]+4 → 23 → 成功

山茶花セイコ:よーし
裏柿ネリカ:す、すげえッ
山茶花セイコ:私が使うより他の人が使ったほうがいい気がするな
鬼柳アサギ:射撃のダイス数不安な人居るかな
山茶花セイコ:一番不安なのは私な気もするな・・・
山茶花セイコ:行動値も下がるし私が着とくか
白河ヒバリ:自分の射撃は蹴りっす
白河ヒバリ:一応射出もできるけどたぶん射出は使わないっすねー
鬼柳アサギ:なるほど ならセイコちゃんで安牌そうですね
白河ヒバリ:よろシック・パーク
山茶花セイコ:じゃあ着るぜー
 

MD:5/『チャリオット・チューグル』

GM:最後の情報収集だ
GM:シーンプレイヤーはセイコちゃん!他全員登場可能!
白河ヒバリ:出るっす!
白河ヒバリ:85+1d10
DoubleCross : (85+1D10) → 85+9[9] → 94

白河ヒバリ:ワオ
裏柿ネリカ:裏柿ネリカの侵蝕を1d10(→ 3)増加 (77 → 80)
山茶花セイコ:山茶花セイコの侵蝕を1D10(→ 4)増加 (69 → 73)
鬼柳アサギ:鬼柳アサギの侵蝕を1d10(→ 9)増加 (88 → 97)
GM:v( ̄Д ̄)v イエイ
GM:では最後の判定は、任意の社会技能で難易度30
GM:60でダメージボーナス、手番が余れば購入チャンスとなっております
GM:レッツトライ!
白河ヒバリ:情報:ノヴァリスで収集チームっすー
白河ヒバリ:3dx+2
DoubleCross : (3DX10+2) → 8[3,4,8]+2 → 10

GM:残り20!
裏柿ネリカ:最後の最後まで振る舞いだ~~!情報:FHで判定、収集チーム起動
裏柿ネリカ:3dx+3
DoubleCross : (3DX10+3) → 9[6,9,9]+3 → 12

GM:残り8!
鬼柳アサギ:学園通の友人を使って情報:ノヴァリスで判定行きます
鬼柳アサギ:5dx
DoubleCross : (5DX10) → 8[3,5,7,7,8] → 8

GM:ジャストクリアー!
山茶花セイコ:ちぱちぱー
鬼柳アサギ:ピッタリだからセイコちゃんには購入してもらうのが良さげかな
山茶花セイコ:ですねー
GM:では情報内容は今回もロールで開示します
GM:---
GM:レイン地区・スクラップ処理施設
GM:---
ペーラ・ロッサ:「まずあいつの正体だが」
ペーラ・ロッサ:がりがりと鉄筋の切れ端で地面に図を描いている
ペーラ・ロッサ:「あれは八月革命で理事会側が投入した自動兵器だ」
白河ヒバリ:「なんとぉ」
裏柿ネリカ:「(……まだ残ってたんだ)」口には出さないが、露骨に顔を顰める。
ペーラ・ロッサ:「兵器と言っても、用途としては物資や人員の運搬が主とされてるけどな」
ペーラ・ロッサ:「問題はあいつに高度な自己学習と自己改造の機能があるってことで」
ペーラ・ロッサ:「どういうわけだか、今になっても止まらず稼働し続けてやがる」
ペーラ・ロッサ:「より速く、より長く動き続けられるように自分を改造してな」
ペーラ・ロッサ:「運ぶものも、目的地もないってのに」
山茶花セイコ:「んー……」
山茶花セイコ:「自己改造っていうことは……」
山茶花セイコ:「もしかして食べられる部分が増えているのではー……!?」
白河ヒバリ:「ふーむ」
白河ヒバリ:「気になるっすね」
白河ヒバリ:「なんで走ってるっすかね!」
白河ヒバリ:「知りたいっす!」
ペーラ・ロッサ:「……さあな」
ペーラ・ロッサ:「あたしたちが考えるよりそれは……」
ペーラ・ロッサ:「お前が知ってるんじゃないか?」顔を上げてヒバリに目を向ける
白河ヒバリ:「そっすね、やっぱり速く走れるからっすかね!」
裏柿ネリカ:「……?なんで走るのかって話じゃなかったの」
白河ヒバリ:「?だからなんで走るのかって話っすよ」
白河ヒバリ:「ネリカ氏もそうじゃないんすか?」
ペーラ・ロッサ:「やめとけやめとけ」
ペーラ・ロッサ:「アホに付き合うとアホになるぞ」
ペーラ・ロッサ:「話戻すぞー」
白河ヒバリ:「えっとなんでしたっけ」
白河ヒバリ:「可食部の話っす?」
ペーラ・ロッサ:「違うわ、具体的にどう止めんのかって話だ」
ペーラ・ロッサ:「あいつを停止させるのに最大の問題点が、あの外装だ」
裏柿ネリカ:「異様に硬かったね」
山茶花セイコ:「かにさんみたいですねー」
ペーラ・ロッサ:「そう、空気抵抗摩擦のためなんだかなんなんだか」
ペーラ・ロッサ:「尋常の硬度じゃない」
鬼柳アサギ:「先の分身でさえネリカ・ヒバリ・私の三人がかりだったな」
鬼柳アサギ:「これで本体が相手となれば、更に手がかかるだろう」
ペーラ・ロッサ:「さっきあたしたちも試してみたが、おそらく本体はさっきの分裂したやつの3倍は固いだろう」
ペーラ・ロッサ:「まず弾丸は通らない。これをどうするか」
GM:※エネミー”ナイトライダー”はEロイス《不死英雄》を所持しています
GM:射撃技能の攻撃は無効化されます
GM:不死英雄の解除方法は、『白兵ダメージを与えること』です。
白河ヒバリ:「そんなの簡単っす!」
白河ヒバリ:「自分が、レースで決着をつけるっす!」
白河ヒバリ:「そしたら……あとはもう、ダチっす!」
ペーラ・ロッサ:「……アホの理屈なんだが」
ペーラ・ロッサ:「当たらずとも遠からずってのが何ともだな」
ペーラ・ロッサ:ガシガシと頭をかく
ペーラ・ロッサ:「つまりあのスピードに追いすがって」
ペーラ・ロッサ:「引きはがす役が必要ってことだ」
山茶花セイコ:「んー……さっきのもみなさんが穴をあけてくれたから」
山茶花セイコ:「ようやくダメージが通ったって感じでしたけど」
山茶花セイコ:「あれより硬いとなると、ちょっと普通の攻撃じゃ通らないんじゃないでしょうかー」
ペーラ・ロッサ:「解析によれば外装を支えている基部自体の強度はそこまで高くない」
ペーラ・ロッサ:「壊すんじゃない、あくまで外すんだ」
山茶花セイコ:「さっきのは無理に壊そうとしたからダメージも通らなかったですけれどー」
山茶花セイコ:「最初から引きはがす目的なら、ってことですねー」
山茶花セイコ:「カニの身、カニの殻を壊すよりもくりぬいた方が楽ですものねー」
ペーラ・ロッサ:「そういうこと」
ペーラ・ロッサ:「あんたは賢いな、流石ジェネシス生」
ペーラ・ロッサ:「それで、この中でそういうことが出来そうなやつというと……まあ」
ペーラ・ロッサ:ジト目でティラノを見つめる
ペーラ・ロッサ:「追いつけそうか?」
白河ヒバリ:「当然っす」
ペーラ・ロッサ:「オーケー、決まりだな」
ペーラ・ロッサ:「そういうわけで、こいつとアタシたちの迷惑かけた罪滅ぼしとでも思ってくれ」
ペーラ・ロッサ:「それでいいか、『運び屋』」
裏柿ネリカ:「うん、分かった。それで行こう」
裏柿ネリカ:「("速く走れるから走る"、か)」
鬼柳アサギ:「となれば、後は本体の位置か。目星は付いてるのか?」
ペーラ・ロッサ:「ああ、今うちの下級生が体張って追跡中だ」
ペーラ・ロッサ:「どうにか追い立ててあんたらの所まで運ぶようにする」
ペーラ・ロッサ:「……ジェネシスの人らも身内の不始末に巻き込んじまったようで悪いけど」
ペーラ・ロッサ:「残骸についてはそっちの好きにしてもらって構わんから、一つ頼むわ」
ペーラ・ロッサ:深々と頭を下げる
鬼柳アサギ:「なに。私達は全員、自分の意志でここまで来ている。」
鬼柳アサギ:「巻き込まれたというよりは自然と交わったというべきだろう」
ペーラ・ロッサ:「なるほどな、いいのかい?」
鬼柳アサギ:「ここまで来て関わるなと言われる方が困る。私にも、狩人として矜持というものがあるからな」
鬼柳アサギ:「一度狙った獲物の死体を何もしていないのに渡される方が面目が立たない」
ペーラ・ロッサ:「はは、面白いこと言うな」
ペーラ・ロッサ:「荒っぽい感じだけどウチのゴロツキどもとも違う」
ペーラ・ロッサ:「……いいね、真っすぐで」
山茶花セイコ:「じゃあ、食べてもいいってことですかー」
山茶花セイコ:「楽しみですー、かにー」
ペーラ・ロッサ:「あんなもん食うより、帰りにうちの学区に寄ってきなよ」
ペーラ・ロッサ:「美味いマルゲリータがあるぜ」
山茶花セイコ:「マルゲリータ!!」
山茶花セイコ:「たべたいですー!」
鬼柳アサギ:「良いな。イタリアンは好物の一つだ。是非立ち寄らせてもらう」
アーニャ・チャンドラグプタ:「ううーん、いよいよ番組も大詰めね」
アーニャ・チャンドラグプタ:「今回の探検は果たしてどのような結末を迎えるのか!」
アーニャ・チャンドラグプタ:「クライマックスは……CMの後!!」
GM:---
GM:シーン終了、ロイス取得のみが可能です
GM:セイコちゃんは購入もできる
白河ヒバリ:いっぱいいっぱいっすー
裏柿ネリカ:ロイスはパンパンだ~~
鬼柳アサギ:ロイスはネリカさんに〇感心/心配で取ろうかな
山茶花セイコ:では勝負服を狙ってみようかな・・・手配師はもうないけど
白河ヒバリ:勝負服を?!
山茶花セイコ:3dx+4=>20
DoubleCross : (3DX10+4>=20) → 10[3,10,10]+8[1,8]+4 → 22 → 成功

山茶花セイコ:おお
白河ヒバリ:ワオワオ!
裏柿ネリカ:強すぎ
鬼柳アサギ:購入つよつよだ
GM:爆発した
山茶花セイコ:ロイスは・・・とりあえず保留!以上!
山茶花セイコ:勝負服どうぞ!
白河ヒバリ:やったーーー!
白河ヒバリ:ジュラシック感謝っす~~!
白河ヒバリ:これで勝てるっす!レースと言えば勝負服っす~!
GM:ジュラぴょいまっしぐら!
白河ヒバリ:ライブ決めるっす~~!
 

CMX/『バング・ア・ゴング』

GM:では次のシーン!いよいよクライマックスだ!全員登場!
白河ヒバリ:94+1d10
DoubleCross : (94+1D10) → 94+6[6] → 100

裏柿ネリカ:裏柿ネリカの侵蝕を1d10(→ 7)増加 (80 → 87)
白河ヒバリ:ピッタシっす
鬼柳アサギ:鬼柳アサギの侵蝕を1d10(→ 8)増加 (97 → 105)
山茶花セイコ:山茶花セイコの侵蝕を1D10(→ 4)増加 (73 → 77)
GM:---
GM:レイン学区・ハイウェイ
GM:---
GM:星空の元、君たちはレイン学区とメサイア学区を繋ぐハイウェイに佇む。
GM:君……白河ヒバリにとっては停学のきっかけとなった事故を起こした思い出深い場所でもある。
ペーラ・ロッサ:「恐竜バカの間合いに入ったら、あたしが能力でこの区間を封鎖する」
ペーラ・ロッサ:「100m幅ってところか、その間やつは逃げられんがあんたらも出ることは出来ない」
ペーラ・ロッサ:「もちろん旗色がヤバくなりそうなら能力を解除するが」
ペーラ・ロッサ:「その時は失敗だ」
裏柿ネリカ:「おーけー」準備運動。
白河ヒバリ:ジュラシック準備運動を行う。
鬼柳アサギ:「了解した」 カシャリと慣れた手つきでテイザー銃の安全装置を外す。
山茶花セイコ:「かにすきーマルゲリーター」るるる
ペーラ・ロッサ:「よし、じゃあ」
ペーラ・ロッサ:「buona fortuna幸運を祈る
ペーラ・ロッサ:彼方に目を細め、地面に掌をつく
”ナイトライダー”:ざがががががが!!
”ナイトライダー”:恐るべき速さで、砲火の軌跡を背中に背負いながら
”ナイトライダー”:ハイウェイ上を突き進んでくる!
ペーラ・ロッサ:その背後に、夜の闇よりも暗い、漆黒の幕が降りる。
ペーラ・ロッサ:君たちの背後にも。
”ナイトライダー”:「ぎしゃああああッ!」
”ナイトライダー”:怪物は意に介さない。
”ナイトライダー”:ただ突き進むために突き進む。
”ナイトライダー”:走り抜けるために、走り抜ける!
”ナイトライダー”:衝動判定、難易度は9!
山茶花セイコ:8dx+1=>9
DoubleCross : (8DX10+1>=9) → 10[4,4,5,7,7,7,7,10]+8[8]+1 → 19 → 成功

山茶花セイコ:山茶花セイコの侵蝕を1D10(→ 6)増加 (87 → 93)
山茶花セイコ:山茶花セイコの侵蝕を1D10(→ 9)増加 (93 → 102)
裏柿ネリカ:4dx=>9
DoubleCross : (4DX10>=9) → 9[1,7,8,9] → 9 → 成功

裏柿ネリカ:裏柿ネリカの侵蝕を2d10(→ 13)増加 (87 → 100)
鬼柳アサギ:4dx>9
鬼柳アサギ:4dx=>9
DoubleCross : (4DX10>=9) → 9[2,5,7,9] → 9 → 成功

鬼柳アサギ:鬼柳アサギの侵蝕を2d10(→ 9)増加 (105 → 114)
白河ヒバリ:5dx+1>=9
DoubleCross : (5DX10+1>=9) → 9[5,6,9,9,9]+1 → 10 → 成功


GM:そして猛烈に差し迫る異形の脅威と緊張感、高揚感が頂点に達した時。
GM:――遥か彼方で、セイクリッドピラーの光が夜空に閃いた!
GM:神聖二重冠、起動。
神聖二重冠ダブルクロス
生徒たちが確固たる意志で困難な戦いに臨む時、【ノヴァリスの大十字冠】から権限が分け与えられ、十字冠の制約の一部を限定解除する。
クライマックスフェイズ中に限り、”生徒”のキャラクターが持つ【十字冠クロス・クラウン】をアップグレードし、効果を以下のように書き換える。

あなたは、シナリオ中に一回のみ、以下の効果の中からどれか一つを選んでオートアクションで使用できる。

1.このメインプロセスでは、あなたが受ける【判定ダイスへの侵蝕率ボーナス】の値を3倍にする。
2.このメインプロセスでは、あなたが受ける【エフェクトLVへの侵蝕率ボーナス】の値を2倍にする。これによってエフェクトの使用回数は増えない。
3.あなたの侵蝕値を任意の数値まで瞬時に上昇させ、HPを+[上昇分×3]点回復する。この時、HP上限を超えることはできない。
4.あなたの侵蝕値を任意の数値まで瞬時に上昇させる。このメインプロセスで行う攻撃の攻撃力を+[上昇分×2]点増やす。
5.あなたの侵蝕値を任意の数値まで瞬時に上昇させる。このメインプロセスで行う判定の達成値を+[上昇分×3]点増やす。
6.この戦闘のバックトラックでは、あなたが昇華したタイタスを1個、ロイスとして再取得できる。ただし、この効果は昇華前にSロイスに指定したロイスしか対象にできない。
7.この戦闘のバックトラックでは、最終侵蝕値によって得られる経験点を3倍にする。
GM:クライマックス戦闘を開始します。
GM:マップは以下
”ナイトライダー”
50m
PC
GM:マップは一直線、PCの50m後方まで広がっています。
GM:エネミーの行動値は22です。
GM:改めましてセットアップ!
山茶花セイコ:なし!
鬼柳アサギ:こっちもなし!
”ナイトライダー”:加速装置(超越活性により+2)
”ナイトライダー”:行動値は28上がって50!
裏柿ネリカ:『SS:加速思考』<戦いの予感>行動値+lv×10
裏柿ネリカ:<スピードスター>次のダメージ+行動値
裏柿ネリカ:裏柿ネリカの侵蝕を7(→ 7)増加 (100 → 107)
裏柿ネリカ:行動値は67!
GM:はえーよ
白河ヒバリ:パッシブスキル:これが白亜の走りっす!→《スピードスター》+《戦いの予感》
白河ヒバリ:侵食+7っす~!
白河ヒバリ:61っす~
GM:こっちもおかしい
GM:ではまず最初のイニシアチブに
”ナイトライダー”:鼓舞の雷を自身に!
”ナイトライダー”:そのままマイナーで50m移動して接敵し
”ナイトライダー”:メジャーでコンセ+アームズリンク+MAXボルテージ+獅子奮迅+ライトニングリンク
”ナイトライダー”:14dx7
DoubleCross : (14DX7) → 10[1,2,3,4,4,4,5,5,5,7,7,7,8,10]+10[1,1,4,5,9]+10[7]+10[9]+10[9]+5[5] → 55

”ナイトライダー”:全員に気合のこもった範囲攻撃だ!
裏柿ネリカ:リア不!
白河ヒバリ:受けるっすー
鬼柳アサギ:一応ドッジ!
鬼柳アサギ:4dx>=55
DoubleCross : (4DX10>=55) → 9[2,6,8,9] → 9 → 失敗

鬼柳アサギ:シンプル無茶 被弾!
山茶花セイコ:念のためドッジ!
山茶花セイコ:でもシューターズジャケットのせいで-補正が
山茶花セイコ:4dx-1
DoubleCross : (4DX10-1) → 7[3,3,6,7]-1 → 6

山茶花セイコ:はい
”ナイトライダー”:6d10+35
DoubleCross : (6D10+35) → 27[1,6,3,6,4,7]+35 → 62

”ナイトライダー”:おらっくらえ!
山茶花セイコ:どうしたって死ぬなあ!
山茶花セイコ:ナイトライダー/おいしそう/かたい〇/ロイス 取得!昇華!復活!
裏柿ネリカ:ひぃ~~!勿論死亡、【謎の走り屋】のロイスを昇華して復活!HP11へ
白河ヒバリ:無理っすー!タイタスで復活っすー!レースのロイスを昇華するっすー!
鬼柳アサギ:無論死亡するのでネリカさんへのロイスをタイタス昇華で復活!
”ナイトライダー”:そしてそのままイニシアチブでありえざる存在:異形の転身を起動
”ナイトライダー”:離脱してPCたちの反対側に50m突き抜けるぜ!
”ナイトライダー”:相対距離は変わらず!
裏柿ネリカ:なにぃ
白河ヒバリ:速いっす!
山茶花セイコ:こわー・・・
鬼柳アサギ:めちゃくちゃ走りやがる
”ナイトライダー”:ふはははは
”ナイトライダー”:戦闘移動でこの距離!
”ナイトライダー”:おいつけまい!
GM:そして行動値50以下のイニシアチブでーす
GM:何かあればどうぞ!
山茶花セイコ:ヒバリくん・・・一番に行動したくはないかい!
山茶花セイコ:協力するぞ・・・この〈触媒〉が!
白河ヒバリ:ふふふ
白河ヒバリ:望むところっす!!
GM:出たな
GM:残虐非道Dロイス!
山茶花セイコ:ならばDロイス〈触媒〉で即座に行動だヒバリくん!GO!ティラノサウルスGO!
白河ヒバリ:ジュラシックGO!
GM:ひえええ
GM:手番どうぞ!
白河ヒバリ:マイナー移動で接敵するっす!
GM:50mを
GM:跳び越えてきやがった!!
白河ヒバリ:するっす!
GM:接敵可能です…!メジャーどうぞ!
白河ヒバリ:EXスキル:これが頂点捕食者の走りっす!→《C・エンジェルハイロウ》+《光の舞踏》+《マシラのごとく》
白河ヒバリ:侵食+9
白河ヒバリ:使うっすよ……神聖二重冠を!
GM:きたわね!
白河ヒバリ:この一発が全てっす!
白河ヒバリ:140まで……上昇させるっす!
GM:オイオイオイ
白河ヒバリ:・あなたの侵蝕値を任意の数値まで瞬時に上昇させる。このメインプロセスで行う判定の達成値を+[上昇分×3]点増やす。
白河ヒバリ:これっす!!
GM:達成値ね!
GM:達成値増強は持ってる子もいそうだが
GM:ファイナルアンサーかね
白河ヒバリ:とりあえずこれで+72確保っす!
GM:クレイジーだよぉ
GM:オーケーなら振りな!
白河ヒバリ:タイタスも、使うっす!素だとダイス量がカスっす!
GM:マジかこいつ
GM:死ぬぞ!!
白河ヒバリ:謎の走り屋へのロイスを昇華するっす!
白河ヒバリ:行くっすよ!スピードの向こう側へ!後のことは考えないっす!!
白河ヒバリ:どうせこのあとはもう出来ることないっす!!
GM:さ、薩摩ザウルス
GM:やってみろッ!!
白河ヒバリ:14dx7+72
DoubleCross : (14DX7+72) → 10[1,2,4,4,4,4,4,5,6,7,7,7,8,8]+10[4,5,5,6,8]+1[1]+72 → 93

”ナイトライダー”:回避!!
”ナイトライダー”:7dx+3
DoubleCross : (7DX10+3) → 9[1,5,6,6,7,8,9]+3 → 12

”ナイトライダー”:ダメージ…どうぞ!
白河ヒバリ:10d10+40+67+7+5
DoubleCross : (10D10+40+67+7+5) → 47[4,7,3,9,1,1,3,9,6,4]+40+67+7+5 → 166

白河ヒバリ:行くっすー!!
山茶花セイコ:わあ
裏柿ネリカ:やばすぎ
”ナイトライダー”:うおおおおッ!
”ナイトライダー”:7枚の電磁反応装甲を一撃で貫通し
”ナイトライダー”:不死英雄の効果消失!!
白河ヒバリ:あ。ネリカくんの行動値見てたっす
白河ヒバリ:-6で160っす
”ナイトライダー”:それでも一緒や!
白河ヒバリ:うえへへ
白河ヒバリ:もうあとはただ可愛いだけのティラノサウルスの置き物っす
”ナイトライダー”:かわいいか…?
GM:では丸裸にされて行動値67、ネリカちゃん!
裏柿ネリカ:まずはマイナーで接敵するよ。50mくらい、あたしだって余裕だし!
”ナイトライダー”:まだ追いついてくる!
山茶花セイコ:どんどん追いつくね
裏柿ネリカ:続いてメジャー!
裏柿ネリカ:『EX:もう一周してこようか?』<音速攻撃+スピードスター効果+コンセ>ダイス+lv個、C値-3、攻撃力に+行動値。侵蝕5
裏柿ネリカ:このタイミングで神聖二重冠の効果、【あなたの侵蝕値を任意の数値まで瞬時に上昇させる。このメインプロセスで行う攻撃の攻撃力を+[上昇分×2]点増やす】を使用
”ナイトライダー”:ばっバカ
裏柿ネリカ:侵蝕を130まで上昇、攻撃力+46
裏柿ネリカ:判定行くよ~ッあ、対象は勿論ナイトライダー!
裏柿ネリカ:13dx+2@7
DoubleCross : (13DX7+2) → 10[1,1,3,3,3,4,4,5,5,7,8,10,10]+10[1,4,5,7]+10[8]+2[2]+2 → 34

山茶花セイコ:〈勝利の女神〉!
裏柿ネリカ:りょ、料理長ッ
山茶花セイコ:山茶花セイコの侵蝕を4(→ 4)増加 (102 → 106)
山茶花セイコ:+12だから46!
裏柿ネリカ:ありがたく!
裏柿ネリカ:改めて攻撃達成値46!
”ナイトライダー”:ガード!電磁障壁起動!
”ナイトライダー”:受け止めてやるーっ
裏柿ネリカ:上等ッ!
裏柿ネリカ:5d10+46+67
DoubleCross : (5D10+46+67) → 24[2,10,2,4,6]+46+67 → 137

”ナイトライダー”:うおおおッ
”ナイトライダー”:137-4d10
DoubleCross : (137-4D10) → 137-28[4,9,8,7] → 109

”ナイトライダー”:まだまだ!
”ナイトライダー”:この程度ではノヴァリス生の相手は務まらんッ
裏柿ネリカ:敬意を表する……
GM:そしてそのままナイトライダーの手番!
”ナイトライダー”:イニシアチブに異形の転身を使用しエンゲージから離脱します
”ナイトライダー”:このエフェクトだと離脱は出来るけど再突入は出来ないので
”ナイトライダー”:49m移動して鬼柳さんたちのエンゲージ直前で停止
”ナイトライダー”:そしてマイナー移動で鬼柳さんたちに接敵し
”ナイトライダー”:メジャーでコンセ+アームズリンク+MAXボルテージ+獅子奮迅+ライトニングリンク
”ナイトライダー”:14dx7
DoubleCross : (14DX7) → 10[1,2,2,3,3,4,4,5,7,7,8,9,10,10]+10[1,5,5,7,7,10]+10[3,4,7]+2[2] → 32

”ナイトライダー”:アサギくんセイコくんに攻撃だッ
山茶花セイコ:うわっこっち攻撃しにきた
山茶花セイコ:ドッジ!
山茶花セイコ:4dx-1
DoubleCross : (4DX10-1) → 10[2,3,10,10]+8[4,8]-1 → 17

山茶花セイコ:惜しい
鬼柳アサギ:こっちもドッジ
鬼柳アサギ:4dx>=32
DoubleCross : (4DX10>=32) → 9[2,3,6,9] → 9 → 失敗

鬼柳アサギ:無理!
”ナイトライダー”:4d10+35
DoubleCross : (4D10+35) → 26[8,7,10,1]+35 → 61

”ナイトライダー”:諸々有効!
鬼柳アサギ:ではヒバリちゃんのロイスを切って復活!
山茶花セイコ:当然死ぬしかないな
山茶花セイコ:じゃあアーニャさんのロイスを切って復活だ
”ナイトライダー”:そしてさらに鬼柳さんのイニシアチブに
”ナイトライダー”:加速する刻+最後の異形の転身!
”ナイトライダー”:反対側に50m突き抜けます
”ナイトライダー”:そのままマイナーを使ってUターン!
”ナイトライダー”:さっきのメジャーコンボを2人に叩きこむ!
”ナイトライダー”:14dx7
DoubleCross : (14DX7) → 10[1,1,2,2,4,4,5,6,7,8,9,9,9,10]+10[1,2,4,7,9,9]+10[2,2,10]+10[7]+10[9]+2[2] → 52

山茶花セイコ:こっこのやろう
山茶花セイコ:4dx-1 ドッジ
DoubleCross : (4DX10-1) → 5[1,3,5,5]-1 → 4

鬼柳アサギ:何回削る気だ!
鬼柳アサギ:ドッジ!
鬼柳アサギ:4dx>=52
DoubleCross : (4DX10>=52) → 6[3,3,6,6] → 6 → 失敗

”ナイトライダー”:ダメージ!
”ナイトライダー”:6d10+35
DoubleCross : (6D10+35) → 26[4,3,5,3,1,10]+35 → 61

”ナイトライダー”:諸々有効!
鬼柳アサギ:ノヴァリスへのロイス昇華!
山茶花セイコ:ヒバリくんのロイスで復活!
鬼柳、山茶花、ナイトライダー
50m
白河、裏柿
GM:マップはこうなります
GM:改めまして鬼柳さん手番!
鬼柳アサギ:ではまずマイナーでSS『始まるは大捕り物』:陽炎の衣LV3。
鬼柳アサギ:→メインプロセス終了まで隠密状態になる、1シーン3回、侵蝕+2で116。
鬼柳アサギ:そしてメジャーでEX『生まれつきの借り物』:零距離射撃LV1+見えざる死神LV3+コンセントレイトLV3。
鬼柳アサギ:→判定のD+3、射程を至近に書き換え、攻撃力+12、判定のC値-4(下限7)、侵蝕+8
鬼柳アサギ:そしてせっかくなのでオートで116から122まで6点分侵蝕を上げます。
鬼柳アサギ:使う効果は攻撃力アップ!これで+12!
GM:これだけでも結構強いもんな
鬼柳アサギ:判定行くぜ
”ナイトライダー”:カモン!!
鬼柳アサギ:12dx7+2
DoubleCross : (12DX7+2) → 10[3,3,4,4,8,8,8,8,9,9,9,10]+10[5,5,7,7,8,9,9,10]+10[2,4,6,7,8,8]+10[4,8,8]+10[6,9]+10[10]+10[10]+1[1]+2 → 73

鬼柳アサギ:めちゃくちゃ回った
”ナイトライダー”:なんでだよぉおおお
”ナイトライダー”:(藤原竜也)
”ナイトライダー”:もう電磁障壁ないからガード!
”ナイトライダー”:じゃない回避!
”ナイトライダー”:7dx+3
DoubleCross : (7DX10+3) → 9[2,2,2,5,6,9,9]+3 → 12

”ナイトライダー”:ダメージ!ください!!
鬼柳アサギ:8d10+10+20+12+2d10+12 おらっ
DoubleCross : (8D10+10+20+12+2D10+12) → 38[1,9,5,4,7,4,5,3]+10+20+12+10[6,4]+12 → 102

鬼柳アサギ:なんか三桁乗ったわ
”ナイトライダー”:いや、あの
”ナイトライダー”:計算が狂う!!
山茶花セイコ:怒りも悲しみも因数分解して
”ナイトライダー”:変数が多すぎる
白河ヒバリ:体重100kg以上ありそう
”ナイトライダー”:丸太のような足が先生の股間を潰す
”ナイトライダー”:蘇生復活を……切ります!
”ナイトライダー”:HP1で復帰!
GM:ではラスト、セイコちゃんどうぞ!
山茶花セイコ:じゃあせっかくだから
山茶花セイコ:【エフェクトLVへの侵蝕率ボーナス】の値を2倍にする!
山茶花セイコ:つまり全部のエフェクトのレベルがさらにひとつ上がるってことだッ
GM:ウアアアアッ
GM:最高生徒会長、見ていますか
GM:どうしてくれるんだよこのめちゃくちゃな状況を
山茶花セイコ:というわけで〈コンセントレイト:ノイマン〉+〈コントロールソート〉+〈コンバットシステム〉+〈巨人の斧〉
山茶花セイコ:巨人の斧で2個減るのがややこしいんだよね
山茶花セイコ:13かな
山茶花セイコ:13dx7
DoubleCross : (13DX7) → 10[1,1,1,2,2,3,3,4,4,6,7,9,10]+5[3,5,5] → 15

山茶花セイコ:なっ
”ナイトライダー”:ついに来てしまったようだな
”ナイトライダー”:我の天下が!!
”ナイトライダー”:回避!!
”ナイトライダー”:7dx+3
DoubleCross : (7DX10+3) → 9[1,2,3,4,5,7,9]+3 → 12

”ナイトライダー”:ぐぎゃああああああ
山茶花セイコ:あっぶねえ!!!
”ナイトライダー”:くり?
”ナイトライダー”:消えたマロン
GM:ダメージどうぞ!
山茶花セイコ:巨人の斧の高い攻撃力増加を喰らえHP1
山茶花セイコ:2d10+5+2+15
DoubleCross : (2D10+5+2+15) → 13[3,10]+5+2+15 → 35

”ナイトライダー”:装甲で削っても25回死んだ!
”ナイトライダー”:これ以上の復活もない……!
”ナイトライダー”:クライマックス戦闘終了だ!!
裏柿ネリカ:やったーッ!みんな最強ッ
山茶花セイコ:勝ったー!
山茶花セイコ:山茶花セイコの侵蝕を10(→ 10)増加 (106 → 116)
鬼柳アサギ:やったぜ
白河ヒバリ:うちら、ダチだぜ!

”ナイトライダー”:「ぎしゃあああああああッ!!」
”ナイトライダー”:加速、加速、加速。
”ナイトライダー”:いま、この機械に宿る知性が繰り返す言葉はただその一つだった。
”ナイトライダー”:目的地はない。ただ過ぎ去った命令の影だけを追い求めて。
”ナイトライダー”:肥大した体を甲殻で覆い、歪な出力で引きずるように
”ナイトライダー”:――目の前を阻む存在へと突進する!
”ナイトライダー”: ば  ぎゅ ん  ! !
”ナイトライダー”:肉眼でとらえることの出来る速度を遥かに超えて
”ナイトライダー”:黒い弾丸が過ぎ去る、そして
”ナイトライダー”:一拍遅れに、強烈なソニックブームが待ち構える君たちを吹き飛ばす!
白河ヒバリ:「ッ!!」
白河ヒバリ:意識を遥かに上回る圧倒的速度。
白河ヒバリ:何が起きたかもわからず、全身を衝撃が襲う。
裏柿ネリカ:「……うぅッ!」衝撃に顔を歪め、踏ん張りも叶わず宙を舞う。
”ナイトライダー”:黒い閃光は過ぎ去っていく
”ナイトライダー”:高速化された意識の中で、君たちはハイウェイを遠ざかっていく孤影を見るだろう。
白河ヒバリ:遠ざかる背を見る。
白河ヒバリ:追いかけなければ……!
白河ヒバリ:しかし、衝撃に宙を舞い、前後上下の感覚すら消失した今、踏みしめる地面もなく――
白河ヒバリ:「待ッ――」
山茶花セイコ:「ヒバリさんー」
山茶花セイコ:「あれに追いつくために何が必要かー、考えましたー」
山茶花セイコ:「お肉、お豆腐、そしてちょっとピリ辛なスパイスを添えて」
山茶花セイコ:いつからなのかわからない、だが、確かに彼女はフライパンを振るい、料理をしている
山茶花セイコ:間違いなく彼女も吹き飛ばされていたはずなのに……!
山茶花セイコ:「食べやすい温度と大きさに整えてー」
山茶花セイコ:「これが」
山茶花セイコ:「ジュラ紀風お豆腐ハンバーグ!」
山茶花セイコ:「これを……どうぞっ!!」フライパンを思いっきりふるい……それがティラノサウルスの口の中に納まる!
白河ヒバリ:「―――!!」
白河ヒバリ:全身をパワーが駆け巡る。
白河ヒバリ:こいつはたしかにジュラシック!
白河ヒバリ:「受け……取ったっすーーーー!!!」
白河ヒバリ:宙を舞う瓦礫の一つ、それに足を乗せる。確かな手応えいや足応え!
白河ヒバリ:射出される。まっすぐに、目標に向けて!
白河ヒバリ:夜気が身を引き締める。程よい緊張感。
白河ヒバリ:「(良いっすね……)」
白河ヒバリ:「(良いレース日和っす)」
白河ヒバリ:大幅なリードを許している、しかし、追いつけないとも思っていない。
白河ヒバリ:体重を感じさせない、軽やかな動き。滑るように、跳ねるように"ナイトライダー"を追う。
白河ヒバリ:走るその背を見つめ。
白河ヒバリ:「なーんで、走ってるっすかね」
白河ヒバリ:「やっぱり、速く走れるからっすかね?」
白河ヒバリ:何故ティラノサウルスレースなのか。
白河ヒバリ:太古の頂点捕食者への憧れ、スポーツマンとしての矜持、業績、名声、喝采を求める心。
白河ヒバリ:無論ある。当然ある。
白河ヒバリ:しかし、陸上部ではなくティラノサウルスレースである必要。
白河ヒバリ:ヒバリが求めるものはそれらの先にあるものだから。
白河ヒバリ:憧れやプライドは日々のトレーニングを支える動機にすぎない。
白河ヒバリ:答えはレースの中にある。ティラノサウルスレース、その中に。
白河ヒバリ:年に一度のお祭りだ。見守る観客は誰も彼もが面白がっている。
白河ヒバリ:走者はすべて似たようなティラノ・スーツ。どうせ見分けなんてつかない、レースを走るヒバリにすらついてない。
白河ヒバリ:応援席はコミカルに走るその光景が楽しい、中身が誰かなんて気にしちゃいない。
白河ヒバリ:それで良い、それが良いのだ。
白河ヒバリ:太古の頂点捕食者への憧れ、スポーツマンとしての矜持、業績、名声、喝采を求める心。
白河ヒバリ:抱えたそれらが意味をなさない瞬間。
白河ヒバリ:白河ヒバリは人間だ。ごちゃごちゃ余計なことを考えるのが得意な生き物で、闘争心はプライドと切っては離せない。
白河ヒバリ:白亜紀の大地を疾走する恐竜王にそのようなものがあっただろうか。
白河ヒバリ:違う!より野蛮で純粋な走る喜びに満ちていたはずだ。
白河ヒバリ:その太く強靭な両の脚は自尊心を支えるためについているのではない。
白河ヒバリ:強者は、ただ速く走れるから走るのだ。
白河ヒバリ:ティラノサウルス・レースの場、ヒバリがヒバリであることに期待も嫌悪も無い勝負の時。
白河ヒバリ:ただのティラノサウルスとして走り、ただのティラノサウルスを追いかける。
白河ヒバリ:隣を走るスーツの中身が誰かもわかりはしない、シンプルな、走ることへの渇望だけがある空間。
白河ヒバリ:普段身にまとう重たい装甲、憧れだとか、矜持とかそういうものが一枚ずつ剥げ落ちて
白河ヒバリ:――世界が透き通る、真の喜びに出会える、本物のティラノサウルス・レックスになれるのだ。
白河ヒバリ:"ナイトライダー"はどうだろう?きっとそうなんだとヒバリは思う。
白河ヒバリ:純粋な走りの喜びに満ちた存在。
白河ヒバリ:F1ドライバーはティラノサウルスではないが、フォーミュラ1カーはティラノサウルスである。
白河ヒバリ:それが彼女の世界観。
白河ヒバリ:「"ナイトライダー"……自分もそこに連れてってほしいっす!」スピードは上がる、上がり続ける。
白河ヒバリ:"ナイトライダー"、いかにしてその速度を手に入れたのだろう。
白河ヒバリ:分かる必要はない、ただ追いかける。
白河ヒバリ:「一緒に走ると……もっと楽しいっすよ!」そのためだけに。
白河ヒバリ:今なお破壊の傷跡残る放射環状路。
白河ヒバリ:かつてここで勝負をしたのには理由がある。円状の道路、まるでトラック――お誂え向きだった。
白河ヒバリ:回る、回る。追い縋る。
白河ヒバリ:走る、走る。距離を縮める。
白河ヒバリ:高速で視界を流れていく街の灯りはもはや溶け合って、世界は賑やかな光に包まれている。
白河ヒバリ:『引きはがす役が必要ってことだ』『壊すんじゃない、あくまで外すんだ』
白河ヒバリ:ペーラ・ロッサの言葉はどこかへ置き去りにしてきてしまった。作戦のことなんてすっかり忘れてしまっている。
白河ヒバリ:「アハ」
白河ヒバリ:「フフ、ハ!!」
白河ヒバリ:しかし、ただ純粋に走りで追い詰める。その行為が結果的に――
白河ヒバリ:「追いついちゃうっすよ」
白河ヒバリ:「そんな重たい殻を付けたままじゃッ!!」
白河ヒバリ:限界を超えて加速――いやもはや限界は無かった。二重の十字冠が無限の力を与えてくれる。
白河ヒバリ:「楽しいっすね!」全身が悲鳴をあげる。
白河ヒバリ:「楽しいっすか?」全霊が歓喜を叫ぶ。
白河ヒバリ:そうだと良いな。だってこれはレースだから、一人ぼっちじゃ出来ないものだから。
白河ヒバリ:終わりは近い。
白河ヒバリ:今の自分は、きっとどこまでも加速できる、光の速度にだって届くだろう。
白河ヒバリ:しかし、矮小な人の器や身にまとうノヴァリスの技術がそれに耐えられない。
白河ヒバリ:この身が粉々に砕け散る前に――勝つ!追って、追いついて、追い越してやる。
白河ヒバリ:獰猛に、さながら、白亜紀の王のごとく牙をむき出しに笑う。
白河ヒバリ:勝ちたいからではない。勝てるから、勝つのだ。
白河ヒバリ:ふたりの距離は、もはやわずかと言える。
白河ヒバリ:"ナイトライダー"が更なる加速を見せる。このままでは追いつかれると慌てて鎧を脱ぎ捨て始めたのだ。
白河ヒバリ:しかし、ヒバリもまた加速していく。
白河ヒバリ:きっとどこまでも加速できる、そして、ヒバリは一筋の光となって――
”ナイトライダー”:音を超えた無音の世界で、二つの光条は並び、交錯した。
”ナイトライダー”:『追突される』
”ナイトライダー”:それはこの知性にとって初めての経験だった。
”ナイトライダー”:解析不能のノイズが走る。
”ナイトライダー”:センサーが捉えるのは、身に纏っていた外殻の残骸
”ナイトライダー”:砕け散り、空中に静止したその雨の中に――
”ナイトライダー”:更に信じがたい存在を捉える。
裏柿ネリカ:「速い、な」目を細め、後方へ駆け抜けていった二人の"ランナー"を見据える。
裏柿ネリカ:無意識に口端を吊り上げたのは、頭上に輝く"神聖二重冠"から注がれる高揚感に当てられたのか、あるいは──
裏柿ネリカ:裏柿ネリカにとって、走るという行為は殆ど逃走と同義だ。
裏柿ネリカ:荷物を狙うブラックマーケットの傭兵、あるいはチンピラ。あるいは、無為に腐り落ちた青春の終わりを告げる鐘の音から逃げ続ける手段でしかない。
裏柿ネリカ:「ふふ」目の前に広がる"速さ"だけが証明する世界を見て、笑う。きっと、自分はそこにはいけない。
裏柿ネリカ:物理的な速さではない。そこに到達するにはこの体はあまりに重すぎるのだ。そして、自分はその重さを棄てられない。
裏柿ネリカ:けれど。
裏柿ネリカ:「パラサウ……なんだっけ。ま、いいか」身体を急かす風が、光を帯びる。正真正銘の最高速度、その証明。光の翼が空気を叩く。
裏柿ネリカ:踏みしめたアスファルトが砕ける、ミシリという音すら置き去りに、m/s音速からkm/s光速へ。
裏柿ネリカ:「(白河ヒバリ。あんたの言う事は殆ど全部意味不明だし、なんかムカつくけど)」
裏柿ネリカ:「"速く走る為に走る"のは──うん、中々悪くない気分だ」
裏柿ネリカ:更に、踏み込む。
裏柿ネリカ:「"チャレンジャー"のエントリーだよッ!」
裏柿ネリカ:やはり、届かない。手は伸ばせない。それでも、充分射程範囲だ。アスファルトをより強く踏みしめ、高く飛び上がり発砲する。
裏柿ネリカ:のらりくらりと前進──いや、静止した弾丸を見つめ、苛立たし気に指でトントンと己の足を叩き──
裏柿ネリカ:「ほら、さっさと行く!」
裏柿ネリカ:急かすように弾丸を蹴り飛ばした。衝撃で潰れて殆ど運動エネルギーの塊と化したそれが、"あたしだって速いんだ"と叫びながらナイトライダーへ迫る。
”ナイトライダー”:ぢゃぎいん!!
”ナイトライダー”:かろうじて残った外殻の破片でそれを受ける……が
”ナイトライダー”:ずががががががッ!!
”ナイトライダー”:殺しきれない絶大な衝撃のエネルギーに吹き飛ばされる。
”ナイトライダー”:コンクリートを削って静止し、道路の途中に突き出した黒い壁にぶつかって止まる。
”ナイトライダー”:解析不能、解析不能、解析不能。
”ナイトライダー”:目の前に降り立った二つの影を識別し、システムメッセージがエラーを繰り返す。
”ナイトライダー”:……超えなくては。
”ナイトライダー”:この二つを、超えなくてはならない。
”ナイトライダー”:それはプログラムという本能から産まれた、一つの闘争心だった。
”ナイトライダー”:「ぎしゃあああああああッ!!」
”ナイトライダー”:ギャギャギャギャギャギャギャッ!!
”ナイトライダー”:金属の足が生え変わり、再び加速へと入る。
”ナイトライダー”:しかし既に内部機構は瀕死の状態。
”ナイトライダー”:先ほどのトップスピードとは比べるべくもないだろう。
”ナイトライダー”:それでも止まらない。
”ナイトライダー”:暴走のままに、反転して二人の傍らを通り過ぎ
”ナイトライダー”:アサギとセイコを吹き飛ばす!
山茶花セイコ:「……!」
鬼柳アサギ:呻きの一つも漏らさないまま吹き飛ばされる。
”ナイトライダー”:走らなくては、走らなくては
”ナイトライダー”:まだ、もっと
”ナイトライダー”:速くなれるはずだ。
”ナイトライダー”:行戻りを繰り返し、狂ったように、嵐のように駆け巡る。
”ナイトライダー”:ボロボロと部品が崩れ落ちていく。
”ナイトライダー”:……すでに決着はついていたのだろう。
”ナイトライダー”:程なくしてこの機械は停止する。君たちはそれを理解した。
鬼柳アサギ:呻きを漏らさなかったのは癖の一つだ。隠密において、自ら音を立てるなど愚の骨頂。
鬼柳アサギ:まして吹き飛ばされるほどの衝撃は裏返せば身を隠す絶好の機会。当然、彼女の姿は既に屈折率操作によって周囲へ溶け込んでいる。
鬼柳アサギ:触角と味覚を接続。身に刺さる視線・他者の気配を舌の上へ反映する。
鬼柳アサギ:反応はない。"ナイトライダー"はアサギを――あるいは自分自身さえも見失っている。
鬼柳アサギ:聴覚と色覚を接続。聞こえてくる音の全てを色として自身の視界へ反映する。
鬼柳アサギ:まるでレイヤーを一枚重ねるようにして、本来は存在していない色たちが視界へと浮かび上がる。
鬼柳アサギ:"ナイトライダー"から響く駆動音へ目を凝らす耳を澄ます。機械に包まれたその体の奥が赤く灯っている奥から音が響いている
鬼柳アサギ:そこが駆動音鼓動の源――"ナイトライダー"のエンジン心臓だ。
鬼柳アサギ:アサギの頭上で二重となった十字冠が輝く。線の刻まれた十字架と円――レティクルを模したそれがぴたりと一つに重なった。
鬼柳アサギ:引鉄も、銃声も、着弾音も響かない。獲物の悲鳴を持ってのみ、彼女の攻撃は世界へと知れ渡る。
鬼柳アサギ:銃撃によってエンジン部が剥き出しになると同時、迷彩が解けおちてアサギの姿も露わになる。
鬼柳アサギ:「セイコ。もう一度トドメを頼む」
”ナイトライダー”:「!!」
”ナイトライダー”:機体がぐらつく、まだ、まだ
”ナイトライダー”:「ぎしゃあああああ!!」
”ナイトライダー”:目の前にとらえた障害物アサギ
”ナイトライダー”:叩き潰さんと足を振り上げる!
山茶花セイコ:「はいー、いきますねー」
山茶花セイコ:その前に躍り出て、ショットガンを構える
山茶花セイコ:わざわざ身を危険にさらす必要があるだろうか?……彼女には、ある
山茶花セイコ:……何故、ロイヤルサバイバル部なのか、と言われることは多い
山茶花セイコ:はっきり言ってしまえばジェネシスインダストリアルアカデミーの中でもロイヤルサバイバル部はイロモノと扱われがちな部だ
山茶花セイコ:ごく普通の調理部に入れば、何の危険もなく、彼女の腕ならばアカデミー中に認められるだろう
山茶花セイコ:……幼い頃から彼女は食事をするのが好きだった。美味しいものを食べるのが大好きで、どんなものでも食べた
山茶花セイコ:だが幼き日、偶然に見てしまった屠殺の場。それは彼女に大きなショックを与えた
山茶花セイコ:3日間何も食べることができなかった。だが、普段の食欲を抑えられるはずもなく、再び物を口にする。
山茶花セイコ:美味しかった。
山茶花セイコ:とても美味しかったのだ。
山茶花セイコ:食べるということは、命を頂くことだと彼女はその日、知った。
山茶花セイコ:彼女は学んだ。様々な食事、料理、それが出来るまでの過程、作られた経緯。
山茶花セイコ:人がフグの可食部を探り、菌の発酵により幅を広げ、とても食べられないような植物からこんにゃくを作り出した。
山茶花セイコ:……ならば何故、今の自分が食の可能性を狭めることができようか。
山茶花セイコ:彼女にとって食べるとは、料理とは、常に挑戦なのだ。
山茶花セイコ:故に、例えどんなものであろうと食べることを模索する。どんな状況でも食べれるものを探す
山茶花セイコ:そして命を頂くために、自らも命を懸ける。
山茶花セイコ:どれほどの極限的状況でも、強く、正しく、美しくあれ。
山茶花セイコ:彼女にとってそれは、命を懸けて食べることだ。
山茶花セイコ:「……はああッ!!」立ち上がったナイトライダーの腹部にショットガンを突き刺す
山茶花セイコ:「……わたくしはあなたの命を奪います」
山茶花セイコ:「だからこそ……敬意を持って、必ず」
山茶花セイコ:狂っている、と言われるかもしれない。故に
山茶花セイコ:神の手のセイコ。もしくはドブ川のセイコ。
山茶花セイコ:「いただきます」
山茶花セイコ:ありったけの弾をぶち込む
”ナイトライダー”:「ギ」
”ナイトライダー”:「ギ……ッ」
”ナイトライダー”:がしゃりがしゃりと、構造物が崩れ落ちていく。
”ナイトライダー”:ノイズは収まらない。
”ナイトライダー”:だがもう、これ以上加速する術がないことを
”ナイトライダー”:その知性は理解していた。
”ナイトライダー”:センサーが停止していく、世界の全てが闇に沈んでいく。
”ナイトライダー”:最後に残ったのは、目の前に並んでいる、たった一度きりの『競争相手』たち。
”ナイトライダー”:その景色が消えていくのを名残惜しむように
”ナイトライダー”:腕を伸ばし、”ナイトライダー”は機能を停止した。

GM:クライマックス戦闘終了!バックトラック!
GM:今回のEロイスは3枚!
【ありえざる存在:異形の転身】
【超越活性:加速装置】
【不死英雄】
GM:振りたい人は3d10どうぞ!
鬼柳アサギ:振ります
鬼柳アサギ:130-3d10
DoubleCross : (130-3D10) → 130-26[10,9,7] → 104

裏柿ネリカ:頂きます!
裏柿ネリカ:135-3d10
DoubleCross : (135-3D10) → 135-16[9,6,1] → 119

白河ヒバリ:140-3d10
DoubleCross : (140-3D10) → 140-12[8,1,3] → 128

山茶花セイコ:振っとこう!
山茶花セイコ:116-3d10
DoubleCross : (116-3D10) → 116-15[4,2,9] → 101

山茶花セイコ:Eロイスじゃなかったら帰れないところだぜ、1倍!
山茶花セイコ:101-3d10
DoubleCross : (101-3D10) → 101-12[4,2,6] → 89

山茶花セイコ:5点!
白河ヒバリ:二倍で振るっす―
白河ヒバリ:128-10d10
DoubleCross : (128-10D10) → 128-67[7,6,3,8,10,4,6,3,10,10] → 61

白河ヒバリ:うおっす
鬼柳アサギ:出目良いな これなら残り3でも足りそうなので素振りします
鬼柳アサギ:104-3d10
DoubleCross : (104-3D10) → 104-21[9,3,9] → 83

鬼柳アサギ:無事帰還で5点!
裏柿ネリカ:素振りで行きましょうかね、残りロイス5つ
裏柿ネリカ:119+5d10
DoubleCross : (119+5D10) → 119+19[1,7,7,2,2] → 138

裏柿ネリカ:増えちゃった!
裏柿ネリカ:あ、足りてない!?追加振りか……
GM:ジャスト足りてない!
GM:これは中々のアンラッキー
GM:追加振りどうぞ!
裏柿ネリカ:100-5d10
DoubleCross : (100-5D10) → 100-28[6,6,3,9,4] → 72

裏柿ネリカ:かえれたー
GM:いえーい!おめでとう!
GM:ではシナリオ7点Eロイス3点
GM:ヒバリ13、アサギセイコ15、ネリカ10!
GM:それぞれ贈呈だ!
裏柿ネリカ:やった~!!美味しい!
白河ヒバリ:もぐもぐ
鬼柳アサギ:有難くいただこう むしゃむしゃ
山茶花セイコ:もぐもぐ
 

ED:1/『グルーバー』

GM:ではEDに参りましょう!
GM:まずはアサギセイコ組から!
GM:あーゆーれでぃ!
鬼柳アサギ:OK!
山茶花セイコ:いえす!
GM:---
GM:ジェネシス・インダストリアル・アカデミー
GM:開発部第6オフィス
GM:---
クヮン・クォン:「これはツィーザーセル製の情報素子、こっちはヘパイストス社の……」
クヮン・クォン:「あらゆるパーツがないまぜに組み合ってて、仕分けだけでも一苦労ですな」
クヮン・クォン:”ナイトライダー”の残骸を、淀みなくロボットアームでより分けている。
アーニャ・チャンドラグプタ:「はぁあ……」
アーニャ・チャンドラグプタ:「まさか最後の決定的瞬間をカメラに収めることが出来ないなんて……」
アーニャ・チャンドラグプタ:「あのトランぺッターの捜査官!」
アーニャ・チャンドラグプタ:「『危なっかしいから下がってろ』なんて、堅物すぎやしない!?」
アーニャ・チャンドラグプタ:「特ダネ映像は生命より重い……!なぜそれがわからんのだー!」
クヮン・クォン:「はいはい、災難でしたな」
クヮン・クォン:適当に流しつつ。
山茶花セイコ:「それでー」
山茶花セイコ:「どの部分なら食べてもいいですかねー?(じゅるる)」
クヮン・クォン:「……そっちのお二人は何をなさっているのか」
クヮン・クォン:「お聞かせ願いたいところですな」
クヮン・クォン:「アサギさま、セイコさま」
鬼柳アサギ:「なに。セイコの発案でその"ナイトライダー"を使った料理を検討していてな」
鬼柳アサギ:「可食部、もしくはそちらにとって利益の薄い部位でもあれば譲ってもらえると非常に助かる」
山茶花セイコ:「はいー」
山茶花セイコ:「絶対に美味しく料理しますのでー」
クヮン・クォン:「……はあ、で、ではこちらの山でしたらどうぞ」
クヮン・クォン:ずいとジャンクパーツの山を差し出す
山茶花セイコ:「やったー!」
山茶花セイコ:「でも、なんというか、この仕分けの様子も」
山茶花セイコ:「マグロの解体ショーみたいで美味しそうー……」
クヮン・クォン:「セイコさまは例によって感性がエキセントリックに際立っておりますな」
クヮン・クォン:「これは食えない、食べたくないとか思ったものはあるのでしょうかな」
クヮン・クォン:「興味本位の質問ですな」
山茶花セイコ:「うーん」
山茶花セイコ:「さすがに意思の疎通ができる相手は食べませんねー」
山茶花セイコ:「相手が食べてくれって言ったら別かもしれないですけどー」
クヮン・クォン:「物質的な話ではなく倫理的な問題なのですな……」
クヮン・クォン:「哲学ですな」
山茶花セイコ:「わたくしはあくまでロイヤルサバイバル部ですのでー」
山茶花セイコ:「緊急事態でも人を食べたりしたらただの蛮族と変わりありませんものー」
鬼柳アサギ:「なるほど、そこがラインになる訳か」
鬼柳アサギ:興味深いと呟きながら頷いている。
クヮン・クォン:「平時においては普通の食事で胃袋を休めてもいいのではとも思いますな」
クヮン・クォン:「失敬、余計なお節介ですな」
山茶花セイコ:「いえいえー」
山茶花セイコ:「わたくしももちろん美味しいもののほうが好きですのでー」
山茶花セイコ:「でも、かつて先人たちが切り開いてきた食の道を」
山茶花セイコ:「わたくしが切り開けないはずはない、と思っているだけですよー」
クヮン・クォン:「食い気より求道……」
クヮン・クォン:「哲学ですな」
鬼柳アサギ:「フロンティア精神、というヤツかもしれないな」
鬼柳アサギ:「このノヴァリスと外とでは随分環境も違うらしい。セイコのその信念が身を結ぶ日も遠くないだろう」
鬼柳アサギ:「そのときは是非呼んでくれ。材料確保に調理や味見、協力できることは何かしらあるだろう」
山茶花セイコ:「はいー、ぜひー!」
山茶花セイコ:「頼もしいですー、ふふふ、部員のみんなに自慢しなきゃー」
クヮン・クォン:「なるほど」
クヮン・クォン:2人の姿を眺めて
クヮン・クォン:「その辺りにシンパシーがあるからこそ、お二人は仲良しなのですな」
クヮン・クォン:「並んでおられると、仲の良い姉妹のようですな」
クヮン・クォン:何やら納得したようにうんうんと頷いている
鬼柳アサギ:「ああ、アーニャも同じようなことを言っていたな」
山茶花セイコ:「そうですかねー、えへへ」
鬼柳アサギ:「なら、姉妹で共同作業と行くか」
鬼柳アサギ:「まずは食材の選定からだな」
山茶花セイコ:「はいー!やっていきましょうー!」
クヮン・クォン:「……ん?」
クヮン・クォン:ウィンッ
クヮン・クォン:アームの一つが残骸に紛れた異物を持ち上げる。
クヮン・クォン:「手紙……ですな」
GM:---
GM:ED終了!
GM:お疲れ様でしたー!
鬼柳アサギ:お疲れさまでした!
山茶花セイコ:おつかれさまでした!
 

『ED:2/アイ・ラブ・トゥ・ヴギ』

GM:では続いてネリカちゃんの手番!
GM:準備はいいか!
裏柿ネリカ:は~い!
GM:---
GM:レイン学区・レイン第四高校
GM:配達部部室
GM:---
GM:……依頼主の恋文は、ナイトライダーの残骸と共にジェネシスへと送り届けられた。
GM:ひとつの仕事が、幕を下ろしたのだ。
恋する乙女生徒:「恩に着るわ~!流石『レインの運び屋』ね!」
恋する乙女生徒:「騎士様はなんて言ってた!?反応は!?」
恋する乙女生徒:「あーん!やっぱりいいわ!言わないで!」
恋する乙女生徒:「そのうちきっと、私のこと迎えに来て下さるんだから……!」
恋する乙女生徒:キラキラと目を輝かせている
恋する乙女生徒:「あ、報酬報酬!」
恋する乙女生徒:「はいこれ!遠慮せずに受け取って!」
恋する乙女生徒:にこやかに電子通貨取引用のカードを差し出す
裏柿ネリカ:「……(依頼は達成できたとは言えない、けど。受け取らないなら"騎士"の正体を話す必要がある)」
裏柿ネリカ:眉の間に深い皺を刻み、沈黙する。
恋する乙女生徒:「?」
恋する乙女生徒:「受け取りなさいよ、どうしたの?」
裏柿ネリカ:「……今回は必要経費だけで良いよ。偶然だけど、貴方のお陰で良い経験が出来た」
裏柿ネリカ:結局、話さない事に決めた。真実に意味は無いし、騎士様が何であろうと別に構わないだろう。
恋する乙女生徒:「そ、そうなの?」
恋する乙女生徒:「だったらいいけど」
恋する乙女生徒:一瞬、怪訝そうな顔をしてクレジットの清算を済ませる
裏柿ネリカ:「うん。たまにやってるの、サービス。青春割って言うんだけどね」いい経験が出来たのは、事実だ。
裏柿ネリカ:「まいどあり」金額を確認し、小さく笑みを返す。
恋する乙女生徒:「それじゃあねー運び屋さん」
恋する乙女生徒:「部活口コミサイトにも星5つ付けとくから!また何かあったらお願いするわ!」
恋する乙女生徒:「アデュ~」
恋する乙女生徒:足取り軽く部屋を出ていく。
裏柿ネリカ:「ふふ、ありがと~」ひらひらと手を振って見送る。
GM:騒がしい依頼主が去って、部室は静けさを取り戻す
GM:校庭からは、部活動に打ち込む生徒たちの爽やかな掛け声が聞こえてくる。
裏柿ネリカ:くるりと椅子を回し、窓の外の景色を眺める。
裏柿ネリカ:不登校の部員達が部室に顔を出す事はほぼない。静けさには慣れている筈だったのだが……
裏柿ネリカ:「ちょっと騒がしいとこに居すぎたかな」立ち上がり、コーヒーを沸かす準備を始めた。
GM:背を向けた窓からは、声が聞こえ続けてる
GM:「オラーイ!オラーイ!」「しまってこー!」
GM:「ん……?うわあ!」「なんだあれ……?」「アイエエエエ!?」
GM:そのトーンがだんだんと、困惑と混乱を示したものへと変わっていくのに
GM:君は気付くかもしれない。
裏柿ネリカ:「~~♪」鼻歌を歌いつつ、コーヒーを淹れていたが。
白河ヒバリ:「たのもっす!」バターン!
白河ヒバリ:ドアをもぎ取りエントリー!
白河ヒバリ:「ここに速いやつがいるって聞いたっす!」現れたのはなんと、恐竜!
白河ヒバリ:「陸上部は全員倒したっす、スポーツ校なだけあってまあそれなりに強かったけど」
白河ヒバリ:「自分には及ばなかったっすね!今日はエース不在なんだよとか言ってましたけど負け惜しみっす!」
白河ヒバリ:「って……見た顔っすね」
裏柿ネリカ:「……人違いで撃ったことは悪かったと"思ってた"」
裏柿ネリカ:ぴきり、と外れたドアを見て青筋を立てる。
裏柿ネリカ:「これ、チャラだよね?完全に。そうだよね?なんなら私の負債の方が大きいかもしれない」
裏柿ネリカ:ホルスターからピストルを引き抜く。
裏柿ネリカ:「宅配部って結構肩身の狭い部活だからさ、部室も結構頑張って確保したんだよね。修繕も自分でやった」笑みが、吊り上がる。
白河ヒバリ:「ははァン?」ニヤリ、と恐竜がそのスーツの下で笑みを作った、気がした。
白河ヒバリ:「この扉を返してほしかったら……自分を捕まえてみるっす~~」
白河ヒバリ:「まー、追いつけるわけないっすけどね~~~」びゅーん、旋風のごとく逃げ去っていく。
裏柿ネリカ:「──アハハ」
裏柿ネリカ:「今なら、怒りで頭真っ白だし」だぼついた上着を放り投げ、机を踏み台に駆ける。
裏柿ネリカ:「──ぶっちぎってやるッ!!」
GM:「うわああああ」「扉を担いだティラノサウルスが校庭を走り回っているっ」「なにっ」
GM:生徒たちのざわめきをよそに君たち二人は走る、走る、走る――
白河ヒバリ:「ワーハハハ、どけどけー!」
白河ヒバリ:「って撃ってきたっす~~~!?うおーーーー扉ガード!!!」
白河ヒバリ:「あだだ、あだ!」
白河ヒバリ:「こ、こうなったら本気で行くっす!!見よ天井走り!!」だばだばだば
裏柿ネリカ:「あんたに出来る事は──あたしだって出来るんだからッ!」普段なら絶対に付き合わない奇行。
裏柿ネリカ:だが、怒りの頂点に達していた裏柿ネリカは壁を蹴り、天井に着地。容易に模倣して見せる。
裏柿ネリカ:「年貢の納め時ってワケ!大人しくトランぺッターと麻雀でもしてろッ!」
白河ヒバリ:「うお、ヤモリみてえっす、こわっ!」
裏柿ネリカ:「あんたが言うなッ!半分くらいヤモリみたいなもんでしょ!」
白河ヒバリ:「自分は恐竜っす~、ヤモリじゃないっす~~!」
白河ヒバリ:空いた窓から飛び出して。
白河ヒバリ:「うーはは、じゃあこれはどうっすか~~!」屋外プールの水面を駆け抜けていく。
裏柿ネリカ:「んなッ……!」目を見開き、思わず急ブレーキをかける。
白河ヒバリ:「わーーーははは、扉はいただいた~~~!!」
白河ヒバリ:「いつでも取り返しにくるがいいっす!裏柿ネリカ!」
白河ヒバリ:声が遠ざかっていく。
白河ヒバリ:「自分は常に道をってうおーーー暴れダンプギャオッ」謎の破壊音。
裏柿ネリカ:「………………ふっ」プールの前に立ち尽くし、その悲鳴に思わず笑いを零す。
裏柿ネリカ:「あははは!はは、…………ばっかみたい」
裏柿ネリカ:やっぱり、悪くない気分だった。







GM:……その少し遠くで
GM:扉の外れた部室の前に立ち尽くしている影がある。
一般配達AI:「えーっと……配達部ってここだよな」
一般配達AI:「ドア外れてるし、誰もいないし」
一般配達AI:「ジェネシスインダストリアルアカデミーさんからお届け物なんですけどー」
一般配達AI:「……まあいいや」
一般配達AI:「置いてっちゃお」
一般配達AI:小包を入口の前に置いて立ち去ってしまう
GM:配達員は立ち去っていき
GM:簡素に飾り付けられた小包だけが残される。
GM:……がさ
GM:がさごそがさ!
GM:小包がひとりでに動き出す!
”ナイトライダー・プチ”:「ミギーッ」
”ナイトライダー・プチ”:箱の蓋を破って表れたのは
”ナイトライダー・プチ”:昆虫めいた手のひらサイズのロボットだった。
GM:『身内がお世話になったので、ささやかなお心づくしというモノですな』
GM:『ジェネシス開発部より』
”ナイトライダー・プチ”:「……?」
”ナイトライダー・プチ”:メッセージカードの上を不思議そうに歩き回り
”ナイトライダー・プチ”:「!」
”ナイトライダー・プチ”:どこかで見覚えのある、遠くの影に向かってせかせかと走っていった。
GM:---
GM:ダブルクロス3rd edition
GM:オーヴァード・ノヴァ
GM:『ティラノザウルス・レックス登場!!』
GM:おわり
GM:---
GM:これにて全行程終了!
GM:お疲れ様でしたー!
白河ヒバリ:ジュラシック・お疲れ!
山茶花セイコ:おつかれさまでしたー!
裏柿ネリカ:うおーッ!お疲れ様でした!!楽しかった~~!
白河ヒバリ:良かったね~!……良かったのか?!初イベントが恐竜?!
白河ヒバリ:たのしかったぁ~
鬼柳アサギ:お疲れさまでした 楽しかったからきっと良いのさ